平成20年度「日本-南ア研究交流」新規課題募集概要
1.日本-南ア研究交流の趣旨・目的
本研究交流は、日本-南アフリカ間の政府レベルでの合意に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した南アフリカとの協力分野(「ライフサイエンス」)における研究交流を実施することにより、日本-南アフリカ間の科学技術分野における協力および日本の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。
2. 募集分野
「ライフサイエンス」分野に関する日本-南アフリカ研究交流の課題とします。JSTとNRFは、今回の公募にかかるライフサイエンスを以下のとおり定義しています。
※この日本語は仮訳ですので、正確には府省共通研究開発管理システム(e-Rad)および国際部ホームページに掲載される募集要項の英文による定義をご覧ください。
「本公募におけるライフサイエンス分野を、人間、動植物にかかわる、バイオテクノロジー、生物化学、細胞生物学、生物医学やバイオメディカルデバイス、ゲノミクス、分子生物学などを含む包括的な領域と定義します。」
3.応募資格
日本国内の大学や研究機関、企業などで研究に従事している研究者であることが必要です。採択されるためには、日本と南アフリカにおいて進行中の研究が強化され、さらに付加的な価値が創出される研究交流であることが必要です。
4.支援期間
原則3年。
5.支援規模
1課題あたり、総額1500万円程度/3年(500万円/1年)を上限とします。(ただし、間接経費を含む)
6.支援の内容
支援費は、研究交流費と試験研究費で構成されます。
7.採択予定数
3課題程度。
8.応募方法
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)から応募してください。募集関係の情報は、JST 国際部ホームページからも入手できます。
e-Rad ポータルサイトURL: http://www.e-rad.go.jp/
JST 国際部ホームページURL: https://www.jst.go.jp/inter/index.html
9.募集期間および選定スケジュール
募集期間 | : | 平成20年 | 10月7日(火)~12月15日 (月)(午後5時締切) | |
審査 | (予定) | : | 平成20年 | 12月~平成21年2月 |
課題選定 | (予定) | : | 平成21年 | 3月頃 |
契約 | (予定) | : | 同年 | 4月 |
10.選考方法
JST、NRFで別々に選任された専門家で構成される委員会が全ての提案書の評価を行った後、この評価結果をもとにJSTとNRFが協力して支援する課題を選定します。
11.審査にあたっての評価基準
以下の基準を適用します。





12.研究交流費と試験研究費の配分について
本事業の研究交流費は試験研究費にも用いることができますが、本事業の趣旨が国際研究交流を支援することにある点に鑑み、研究交流費により多く配分することが期待されています。