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参考2

応募状況と評価基準

1.応募状況

 分野別の応募件数は、ライフサイエンス分野33件、IT(情報技術)分野15件、材料・ナノテクノロジー分野14件、環境・その他分野9件で合計71件の応募がありました。

2.プログラムオフィサーによる評価

 応募分野と同分類の4つのワーキンググループ(ライフサイエンス、IT(情報技術)、材料・ナノテクノロジー、環境・その他)を設けました。各ワーキンググループにおいてアドバイザーの協力を得て技術面と事業面で審査を行い、プログラムオフィサーが各ワーキンググループにおける採択候補課題案を作成しました。プログラムディレクターによる全体調整の後、採択候補課題17件を決定しました。なお、審査では以下の評価項目、評価基準に従い評価しました。


<評価項目/評価基準>
技術の新規性および優位性 提案する技術に新規性があるかどうか。優位性または応用展開性があるかどうか。
技術目標とその解決策の妥当性 最終的な、並びに1年後に達成すべき技術課題と目標値、解決策は妥当であるかどうか。また、その実施体制は整っているかどうか。
事業化の可能性 ターゲット市場や競合者、市場動向を鑑みて、提案する製品・サービスに事業化の可能性があるかどうか。
業務計画の妥当性 事業化に向けての1年間のマネジメント業務計画は妥当かどうか。また、その実施体制(支援体制を含む)は整っているかどうか。
※ここでいう「業務」とは、研究開発以外の業務を指します。