JST(理事長 北澤 宏一)は、地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の活動促進における平成20年度 生物多様性データベース作成課題を6件選定しました。
GBIFは、生物多様性の持続的利用を目的に設立され、生物多様性に関するデータを各国・各機関で分散的に収集し、ネットワークを通じて情報を共有・利用するための国際協力による科学プロジェクトです。日本は関係府省や機関の連携・協力のもと、このプロジェクトに参加しています。
JSTは、GBIFの活動を促進するために設置されたGBIF技術専門委員会(委員長 松浦 啓一、独立行政法人 国立科学博物館 標本資料センター コレクションディレクター)の指導のもと、日本の生物多様性に関するデータの整備を行い、GBIFへ欧文で情報発信しています。
本課題では、国内の標本・観察記録などのデータ作成を対象に、平成20年4月14日から5月12日の期間で募集を行い、合計で9件の応募がありました。
募集締め切り後、課題選考基準に従って、GBIF技術専門委員会において課題の選考を進めてきました。今後、契約などの条件が整い次第、研究を開始する予定です。
なお、GBIFへの参画は、JST バイオインフォマティクス推進事業の一環として行っています。
GBIF JAPAN ホームページURL: http://bio.tokyo.jst.go.jp/GBIF/gbif/japanese/index.html
<添付資料>
別紙1: 平成20年度 生物多様性データベース作成課題 選定課題一覧
別紙2: GBIF技術専門委員会
別紙3: 地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の活動について
別紙4: 課題選考基準(募集要項抜粋)
<お問い合わせ先>
独立行政法人 科学技術振興機構 研究基盤情報部 情報整備課
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
担当:井上 聡子(イノウエ アキコ)
Tel:03-5214-8456 Fax:03-5214-8470