独立行政法人 科学技術振興機構(理事長 沖村 憲樹)は、このたび新技術審議会(会長 阿部 博之)に諮り、戦略的創造研究推進事業 総括実施型研究(ERATO型)において、平成15年度発足の研究領域及び研究総括を下記のとおり内定した。これらの研究領域の概要及び研究総括の略歴は資料1のとおりである。
本年度の総括実施型研究(ERATO型)については、国内の研究者に対しアンケート調査を行って優れた研究者、有望な研究領域を抽出、絞り込んだ後に候補者から研究構想の提出を求め、最終的に新技術審議会で選考した。(資料2)。
また、選考の視点は資料3、選定した研究領域及び研究総括の評価は資料4のとおりである。
なお、今後各研究プロジェクトについて、研究実施計画の検討、研究実施場所の検討、研究総括の委嘱手続き等を進め、本年11月に研究プロジェクトを発足させる予定である。 |
|
記 |
【戦略目標】 | 新しい原理による高速大容量情報処理技術の構築 |
研究領域:複雑数理モデル |
研究総括:合原 一幸(東京大学生産技術研究所 教授) |
【戦略目標】 | 情報処理・通信における集積・機能限界の克服実現のためのナノデバイス・材料・システムの創製 |
研究領域:非平衡ダイナミクス |
研究総括:腰原 伸也(東京工業大学大学院理工学研究科 教授) |
【戦略目標】 | 環境負荷を最大限に低減する環境保全・エネルギー高度利用の実現のためのナノ材料・システムの創製 |
研究領域:高機能性反応場 |
研究総括:小林 修(東京大学大学院薬学系研究科 教授) |
【戦略目標】 | 遺伝子情報に基づくたんぱく質解析を通した技術革新 |
研究領域:アクチンフィラメント動態 |
研究総括:前田 雄一郎(理化学研究所播磨研究所 主任研究員) |
|
なお、本件に関するお問い合わせは、独立行政法人 科学技術振興機構 特別プロジェクト推進室 長谷川(はせがわ)または、星(ほし)までご連絡下さい。(電話 048-226-5623) |
<添付資料> |
|
■ 戻る ■ |