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<参考図>

図3. ヒトMD-2とリピドIVa複合体の立体構造(ステレオ対)

図3. ヒトMD-2とリピドIVa複合体の立体構造(ステレオ対)

 MD-2のポリペプチド鎖をリボンで表しています。そのアミノ末端がN、カルボキシ末端がCです。数値はアミノ酸残基の番号で、β 1からβ 9までのβ 鎖からなる免疫グロブリン様のドメインの折りたたみが、MD-2の構造の特徴です。β鎖が2つのシートを構成し、シートに挟まれたポケットがあります。ボールーステックで構造を表したリピド(Lipid)IVaはこのポケットに結合しています。NAGはN-アセチルグルコサミンで、MD-2の2個の糖鎖結合部位にあります。