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<参考図>

図2

図2 mRNA品質管理システムにおけるポリ(A)鎖の新たな役割
   (ポリ(A)鎖の翻訳による翻訳抑制とタンパク質分解モデル)

終止コドンを持たない異常mRNAが翻訳されると、必然的にポリ(A)鎖を翻訳する結果となります。 ポリ(A)配列の翻訳により合成されるポリリジン(K)配列がリボソームと相互作用し、翻訳の一旦停止(アレスト) を引き起こす結果、異常な合成途中のタンパク質がプロテアソームによって分解されます。