JST(理事長 沖村憲樹)では、平成15年度より大学等の研究成果をベンチャービジネスにつなげていくために、起業化に向けた研究開発を行う独創的シーズ展開事業 大学発ベンチャー創出推進を実施してきました。
この度、平成15年度より開始した研究開発課題「情報機器用超薄型IC電源の開発」(開発代表者:大田一郎(独立行政法人国立高等専門学校機構 熊本電波工業高等専門学校 教授)、起業家:栗林英行)のメンバーが出資して、エスシパワ株式会社(代表取締役:栗林英行、本社:福岡市、資本金8万円)を平成18年9月14日に設立しました。
最近の携帯電話やデジタルカメラのように、モバイル機器は小型化・高性能化が急速に進んでいます。その中で使われている電源注1は依然としてコイルやトランスなどの電磁部品が主体となっており、小型化を制限するばかりでなく、電磁ノイズが生じるなどの問題があります。
本研究開発では、キャパシタ注2とICスイッチ注3で構成されるスイッチトキャパシタ(SC)回路により、小型で良好なエネルギー変換効率を有するIC電源の製品化を目指し、IC化の設計、試作および評価試験を行いました。その結果、ほぼ設計した通りの動作が確認され、電磁ノイズを軽減するとともに、効率等もほぼ従来レベルの小型のIC電源を開発に成功しました。
エスシパワ株式会社では、今後パワー注4用に特化したICプロセスを用い、更なる研究開発を行い、得られた電源技術を基に、小形化、低雑音化、安定化を図るIC設計をインテレクチュアルプロパティ(IP、知的財産)として販売する新規ビジネスを進めていきます。また、これまでの研究開発の実績に基づき、発振しにくく負荷が急変しても出力電圧を一定に保てるというIC電源の特長を生かした大容量電源や、音響電源技術としての直流変圧器、モータ制御技術を使った電動スクータなどのビジネスを新たに展開していきます。これらの事業により、エスシパワ株式会社では平成21年度までに年間3億円の売上を目指します。
今回の「エスシパワ株式会社」設立により、当プレベンチャー事業及び大学発ベンチャー創出推進によって設立したベンチャー企業数は53社となりました。
この度、平成15年度より開始した研究開発課題「情報機器用超薄型IC電源の開発」(開発代表者:大田一郎(独立行政法人国立高等専門学校機構 熊本電波工業高等専門学校 教授)、起業家:栗林英行)のメンバーが出資して、エスシパワ株式会社(代表取締役:栗林英行、本社:福岡市、資本金8万円)を平成18年9月14日に設立しました。
最近の携帯電話やデジタルカメラのように、モバイル機器は小型化・高性能化が急速に進んでいます。その中で使われている電源注1は依然としてコイルやトランスなどの電磁部品が主体となっており、小型化を制限するばかりでなく、電磁ノイズが生じるなどの問題があります。
本研究開発では、キャパシタ注2とICスイッチ注3で構成されるスイッチトキャパシタ(SC)回路により、小型で良好なエネルギー変換効率を有するIC電源の製品化を目指し、IC化の設計、試作および評価試験を行いました。その結果、ほぼ設計した通りの動作が確認され、電磁ノイズを軽減するとともに、効率等もほぼ従来レベルの小型のIC電源を開発に成功しました。
エスシパワ株式会社では、今後パワー注4用に特化したICプロセスを用い、更なる研究開発を行い、得られた電源技術を基に、小形化、低雑音化、安定化を図るIC設計をインテレクチュアルプロパティ(IP、知的財産)として販売する新規ビジネスを進めていきます。また、これまでの研究開発の実績に基づき、発振しにくく負荷が急変しても出力電圧を一定に保てるというIC電源の特長を生かした大容量電源や、音響電源技術としての直流変圧器、モータ制御技術を使った電動スクータなどのビジネスを新たに展開していきます。これらの事業により、エスシパワ株式会社では平成21年度までに年間3億円の売上を目指します。
今回の「エスシパワ株式会社」設立により、当プレベンチャー事業及び大学発ベンチャー創出推進によって設立したベンチャー企業数は53社となりました。
<お問い合わせ先>
独立行政法人 科学技術振興機構
産学連携事業本部 技術展開部 新規事業創出課
〒102-8666 東京都千代田区四番町5-3
米谷 雅之(ヨネヤ マサユキ)
TEL: 03-5214-0016 FAX: 03-5214-0017
社名 エスシパワ株式会社
住所 〒814-0000 福岡県福岡市早良区百道浜3丁目8-33
担当者名 代表取締役社長 栗林英行 (クリバヤシ ヒデツラ)
連絡先 TEL:092-832-5288
FAX:092-832-5290
e-mail: