JSTトッププレス一覧科学技術振興機構報 第351号 >用語解説

<用語解説>

注1)デジタルアーカイブ:
本研究では、デジタルアーカイブの定義は、文化財の科学データ及び超高精細デジタル画像の保存・活用とします。単なるデジタル画像の収集だけを指していません。

注2) 可視分光特性:
人間が感知できる光線の波長帯(約400~700nm)で、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫とならびます。この波長帯での各顔料の特性を示します。

注3) グラフィックユーザーインターフェース(GUI):
アイコンなど視覚的なイメージで使用することのできる方法のことを示します。

注4) 文化財のコンテンツ:
日本の貴重な文化資源として、その作品の価値(科学・技術・史学・美学など)を付加した映像コンテンツとすることです。

注5) 文化財の科学データ映像コンテンツ:
本研究では、文化財のコンテンツ開発の有力な手法の一つとして提案しています。文化財の超高精細デジタル画像に、科学・技術・史学・美学など高度な科学・学術データ(顔料のデータベース、時代背景を特徴づける文様・様式など)を付加したコンテンツのことを言います。