1.応募状況本事業の平成18年度課題採択にあたり、本年2月22日より4月14日までの間公募を行い、合計175件の応募がありました。詳細については(参考2)に示します。 機器開発プログラムでは、「領域特定型」として以下に示す2つの開発領域について開発課題を公募しました。 ナノレベルの物質構造・状態3次元可視化(機能素子・材料、及び細胞内物質・生体高分子)
ハードウェアによる計測限界を突破するためのコンピュータ融合型計測分析システム
また、上記「領域特定型」の開発領域に含まれず、かつ開発成果である計測分析機器がより大きな波及効果を生み出すと期待される開発課題について「領域非特定型」として広く公募しました。ただし、選考時においては、「領域特定型」へ応募された開発課題に重点を置きました。 要素技術プログラムでは、開発領域は設けず、計測分析機器の性能を飛躍的に向上させることが期待される新規性のある独創的な要素技術の開発を行うことを目的とした開発課題を広く公募しました。 |
2.評価委員会での審査JSTに設置した先端計測技術評価委員会が行った事前評価を踏まえ採択候補開発課題を決定しました。なお、審査では以下の評価項目、評価基準に従い評価しました。・機器開発プログラム
開発を行う技術・機器に新規性・独創性があること
最先端の研究ニーズに応えるものであること
開発構想の実現に向けた科学的・技術的な見通しが立っていること
具体的かつ実施可能な開発計画が立案されていること
開発計画の遂行に必要な実施体制を構築できていること
開発成果である計測分析機器がより大きな波及効果を生み出すと期待されること
・要素技術プログラム
開発しようとする技術・手法に新規性・独創性があること
開発の実現可能性があり、将来への波及効果が見込まれること
開発目標・開発計画が妥当であること
現在の要素技術に比べ飛躍的に性能を向上させること
標準試料、標準試薬となりうるもの等の場合については、波及効果が大きいこと
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