図1
図1
図1:HIVとその感染メカニズム(模式図)
A: HIVの模式図
枠内にウイルスのエンベロープ蛋白の拡大図を示した。ウイルスの遺伝子(RNA)は、コア(殻)の中に入っている。ウイルスはコアだけでは細胞の中に侵入できず、コアを取り囲むエンベロープ(外被)を利用する。エンベロープは、脂質二重膜からできており、そこにエンベロープ蛋白が埋め込まれている。
B: HIVの感染の模式図
ウイルスのエンベロープ蛋白と細胞膜上の受容体を示した。ウイルスのエンベロープ蛋白と細胞側の主受容体が結合し(Step 1)、エンベロープ蛋白の構造が変化する(Step 2)。その結果、エンベロープ蛋白は副受容体と結合できるようになる(Step 3)。最終的に、ウイルス側と細胞側の"膜"が融合することで感染が成立する。
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