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図4:セイル法により立体構造解析したタンパク質。

図4:セイル法により立体構造解析したタンパク質。a) カルモジュリン(分子量1.7万) 図4:セイル法により立体構造解析したタンパク質。b) MBP(分子量4.1万)
図4:セイル法により立体構造解析したタンパク質。
a) カルモジュリン(分子量1.7万); b) MBP(分子量4.1万)

何れのタンパク質も構成アミノ酸を全てセイルアミノ酸に置換したセイルタンパク質を無細胞タンパク質合成により調製し、得られたNMR距離情報をもとに立体構造解析ソフトウェア(CYANA)により構造決定を行った。MBPの立体構造はアミノ酸側鎖の精密構造を含めたものとしてはこれまでNMR法で解かれた最も大きいタンパク質である。