表1 失敗事例の主なデータ項目

項番 項 目 名 内  容
1 事例名称  
2 代表図 事例を代表する図
3 事例発生日付 事例が発生した年月日
4 事例発生地 事例が発生した都道府県、市町村名等
5 事例発生場所 事例が発生した場所の一般名
6 事例概要 事象、原因、経過、対処等の主要な情報を簡潔にまとめる
原因と結果を明確にする
7 事象 どのような事故、失敗が発生したのか、その事象を記述
8 経過 どのように失敗が進行したか、ポイントになる部分をできるだけ詳しく記述
9 原因 失敗を起こしたその時点で考えついた推定原因を記述
後に真の原因が明らかになった場合は追記する
10 対処 失敗に際して行った応急措置を記述
失敗発生以前に行った措置もあれば記述する
11 対策 失敗の再発を防ぐために行った、もしくは行うべき恒久的な措置について記述
12 知識化 失敗分析の結果、今後繰り返さないための知識、教訓について記述
13 背景 失敗発生の間接的な要因となった、各種背景について記述
14 後日談 その失敗に関連して後になって起こったこと、関係者のその後、失敗を振り返っての後日談などを記述
15 よもやま話 この失敗を聞いた者の頭に浮かぶ事柄や類似の失敗など、事例に関する様々なよもやま話を記述
16 当事者ヒアリング 当事者インタビューの記録
17 データベース登録の動機 なぜ、この失敗をデータベースに載せることが重要と考えたかを記述
18 主シナリオ 事例が実際に発生するに至った事象の「原因~行動~結果」の一連の脈絡
19 副シナリオ 主シナリオに次ぐ副次的なシナリオ
20 補足フレーズ シナリオに含まれない言葉で、この失敗を言葉で特定するために必要となる重要なもの
21 情報源 この事例に関する情報の源、参考文献
22 死者数  
23 負傷者数  
24 物的被害 建造物、機器等への直接被害を記述
25 被害金額 直接被害総金額、その意味、算出根拠等を記述
26 全経済損失 間接的影響も含めた被害総金額、その意味等を記述
27 社会への影響 事例後も含めて、社会に及ぼした影響等を記述
28 データ作成者  
29 分野 事例情報作成を担当した分野