科学技術振興機構報 第1380号

令和元年7月17日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

「第7回科学の甲子園ジュニア全国大会」の開催について

~全国の中学生が都道府県対抗で科学の力を競う~

JST(理事長 濵口 道成)は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の中学生が都道府県を代表して科学の力を競う「第7回科学の甲子園ジュニア全国大会」を令和元年12月6日(金)から12月8日(日)まで、茨城県つくば市で開催します。

全国大会では、各教育委員会が実施する都道府県大会で選出された47の代表チームが、理科や数学などの複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組み、総合点を競います。本大会は、茨城県、茨城県教育委員会、つくば市との共催で、文部科学省などの協力を得て開催します。今年度も47都道府県からの参加が予定されており、6月15日に長野県で実施された第一次選考を皮切りに、各都道府県大会が行われています。

変化の激しい知識基盤社会を迎え、中学校教育においても科学的リテラシーの醸成と科学技術系人材の育成が求められる一方で、学力・学習状況調査を通じた中学段階での生徒の「理科離れ」や、科学好きの生徒が切磋琢磨し評価される場の不足も指摘されています。こうした中、全国の中学生が科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場として「科学の甲子園ジュニア全国大会」は実施されます。

JSTでは、発達段階に応じ才能を伸ばせるよう体系的な人材育成に取り組んでいます。「科学の甲子園ジュニア全国大会」や今年度で9回目を迎える高校生版「科学の甲子園全国大会」を始めとする事業の実施を通じて、科学好きの裾野を広げ、生徒が才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供していきます。

大会の概要や出場チームの選考などの詳細は、別紙、または下記ホームページを参照してください。

令和元年12月6日(金)~12月8日(日)
つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2丁目20番3号)
つくばカピオ(茨城県つくば市竹園1丁目10番地1)
https://koushien.jst.go.jp/koushien-Jr/

<添付資料>

<お問い合わせ先>

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