別紙1

「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」
平成31年度採択機関一覧

No. 実施機関名
「企画名」
概要

旭川工業高等専門学校

Hokkaidoほっかいどう女子中高生『RiKo理工きゃりさぽCareer Support』 プロジェクト」

女子中高生とその保護者、教員に、理系(とりわけ工学分野)への興味や関心を高めてもらう事業を展開する中で、北海道の産学官金が一丸となって理系進路選択支援体制を充実させ、より多くの女子生徒に理系の道を選択してもらえる取り組みを展開していく。本企画では、以下の5つの事業を核として取り組んでいく。

  • ① 多様な「学び体験」の実施
    →それぞれの生徒に適した理系分野を共に探索する。
  • ② ガールズ「理系カフェ」の実施
    →理系の先輩女子学生との交流で生徒の主体性を育てる。
  • ③ 理系女子「キャリアセミナー」の実施
    →専門家らの話を聞き、進路意識の醸成を図る。
  • ④ 「企業など見学会」の実施
    →実際の現場を見て将来像を想起してもらう。
  • ⑤ 「運営懇談会」の開催
    →次年度企画の改善項目を明確にし、PDCAサイクルを回す。

秋田大学

「興味をキャリアへ
あきた理系プロジェクト」

理系女子学生の増加、女性人材の裾野拡大を目標に、女子中高生が科学への興味を抱き、将来のキャリアへとつなげる手助けに取り組む。

女子中高生を対象に、体験教室や講演会、研究施設見学や交流会を実施する。科学の面白さに触れる体験や身近なキャリアモデルを通して、女性研究者や技術者が将来の職業選択肢の1つとなるような意識改革を目指す。

保護者や教員に対しては、理系進路相談会や、講演会・座談会により、理系進路を選択したことで広がる将来の可能性について知り、女子中高生のよき理解者となってもらう。

全国に先駆けて少子高齢化が進む秋田県において、次世代を担う女子中高生を地域全体で後押しをする体制を構築する。

米子工業高等専門学校

「輝けミライの私!

山陰ガールズプロジェクト2019」

本企画は、理系への興味が薄い女子中高生に対して、さまざまな企画を通じて興味が喚起されることを目的とした教育プログラムである。本プログラムにおいては、女子中高生の進路選択に大きな影響力を持つ保護者・教員も参加対象とすることにより、参加者が理系の学部学科を理解するとともに、キャリアデザインを具現化でき、結果として生徒が理系進路選択をする際、不安もなく支援ができることを目指す。科学への興味を促し、女子中高生自らが将来のキャリアデザインを考える場を複数企画し、共同機関および連携機関と共同して実施する。

有明工業高等専門学校

「デジタルものづくりカフェを通じたリケジョ発掘・育成プログラム」

本プログラムは、以下の3つの目的を達成するために、「①リケジョ発掘!ものづくりフェア」、「②デジタルものづくりカフェ」、「③女子力up!!化学実験」、「④リケジョトーク~現役女子学生と本音トーク」、「⑤女性技術者・研究者講演会、座談会」、の5つの取り組みを行う。

プログラムの目的:

  • (1)自分でデザイン・設計したモノを形にする体験を通して、ものづくりや科学への興味や関心を引く。
  • (2)年代の近い理系女子学生(学生ロールモデル)との出会いを通じて、理系進路選択の道を示す。
  • (3)働く理系女性(ロールモデル)との出会いを通して、理系進路選択後のキャリアを示す。

本プログラムでは、理系進路選択の中でも女子学生の比率が依然として低い、機械や電気分野に焦点を当てた取り組みが特徴である。

北九州市立大学

「世界に羽ばたけ!
北九州サイエンスガールプロジェクト」

文系・理系の進路に悩む女子中高生は多い。特に理数科目が苦手だったり、自身の適性や理系進路に対して漠然とした不安を抱いていたりと、消去法的に進路を選択している生徒も少なくない。しかしながら、理系の業務は理数科目のみをベースとしているわけではなく、英語や国語も重要な要素である。また、自身の適性は実際に体験することでしかはかれない。実際には、理系進路に進み活躍している女性は多い。

本企画は、これから文系・理系の進路選択をする女子中学生並びにその保護者を主たる対象に、出張講義、実験・ものづくり体験、サイエンスカフェ、講演会、座談会を通して、理系分野の幅広さやさまざまな理系企業、多様なロールモデルを知ってもらうことで、積極的な理系進路選択を後押しし、世界に羽ばたくサイエンスガールへの道を開くことを目指す。

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