JST(理事長 濵口 道成)は、国際科学技術共同研究推進事業 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)注1)「日本-EU共同研究」において、新規課題の採択を決定しました(別紙1)。
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)は、省庁間の調整に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した協力国・地域および分野において、相手側のファンディングエージェンシーと共同で研究提案の公募を行い、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。「日本-EU共同研究」では、欧州委員会移民・内務総局(EC DG HOME)注2)と共同で、HORIZON 2020注3)の枠組みで実施した研究提案の募集に応じるコンソーシアムに参加する日本側研究参加グループに対して研究費を支援する形で、「災害初期対応技術」分野のうち以下2つのサブトピックを対象に国際共同研究課題の募集を行いました(別紙2)。
- Sub-topic1:Victim-detection technologies(被災者探索技術)
- Sub-topic:Open(その他の災害初期対応技術)
今回の募集には16件の応募があり、両者の専門家の評価、JSTと欧州委員会との協議により選定された2件の採択を決定しました(別紙3)。
研究実施期間は約3年間を予定しています。