課題名 | 研究代表者 | 所属・役職 | 課題概要 |
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地すべりのモニタリングと予報システムの構築 | 日本 若井 明彦 | 群馬大学 大学院理工学府 教授 |
本共同研究は、アジア諸国における地すべり災害被害を軽減するため、地すべり危険度マップによる簡易評価手法を開発することを目的とする。 具体的には、1)最新のリモートセンシングデータを用いて潜在的な地すべり発生危険斜面の分布を詳細に示す地形学図の作成、2)傾斜計、ジオフォン、間隙水圧計、雨量計など、地すべり斜面の動きを観測する機器の開発および地すべり斜面のリアルタイム観測、3)地すべり危険度マップによる土砂災害リスクの簡易評価手法を開発する。 3ヵ国の共同研究により、アジア諸国の共通課題である、豪雨に伴う地すべり災害被害の軽減への貢献が期待できる。 |
タイ ジェサダー・カーンチャナー | タイ国立電子コンピューター技術研究センター 先端自動化電子工学研究部門 研究員 |
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ベトナム ホアン・ヴェット・フン | チュイロイ大学 土木工学部 地質工学科 准教授 |
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洪水と地すべり災害における分散的異種ロボット群を用いた情報システム | ロシア イブギニ・マギド | カザン連邦大学 情報知能システム部 教授 |
本研究は、洪水や地すべりなどの災害時における陸(UGV)海(UUV) 空(UAV)の群ロボットを用いた情報収集システムを構築し、各国の自治体との連携による実証実験を通してその有効性を検証し実用化を目指す。 具体的には、日本側チームはロボットの制御技術とユーザーインタフェース(GUI)の開発と収集した情報を柔軟にハンドリングできる地理情報システム(GIS)の開発を行い、ロシア側チームはロボットの自己位置推定(SLAM)技術と環境情報収集システムおよびシミュレータの開発を行い、タイ側チームはロボットの開発と遠隔操作システムの開発を行う。 3ヵ国のチームによる共同研究を通して、様相の異なる水害対応の経験を融合することにより、さまざまな災害を想定した災害情報収集システムが構築でき、世界標準をつくる礎となることが期待される。 |
日本松野 文俊 | 京都大学 大学院工学研究科 教授 |
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タイ ジャクリット・スサコン | マヒドン大学 医用工学部 教授 |
※氏名に下線のある研究者が研究チームリーダー