(所属名:五十音順)
課題名称 | 研究代表者 | プロジェクトの概要 |
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計算科学的手法を用いた合理的タンパク質設計技術によるサメ抗体の高機能化 | 愛媛大学 プロテオサイエンスセンター 准教授 竹田 浩之 |
愛媛産サメを用いて低分子抗体を作製する「フカボディ技術」を基盤に、計算科学的手法を用いてフカボディをより高機能な人工抗体に改変する技術を創出し、産業界に提案する。 |
小さなAIで実現する食品スーパーの仕入れ最適化 | 大阪工業大学 情報科学部 准教授 平嶋 洋一 |
食品ロスが業績改善と環境保全の重しである食品小売業界に対し、ロス率半減と粗利最大化を必要リソースが小さい人工知能(AI)で実現する。ロスと粗利を統合評価する食品仕入最適化AIを用いた実証実験を通じ、リソース規模・粗利・ロス率の確認と効果の検証を行う。 |
視覚障がい者単独歩行支援装置の施設内活用MVPの開発 | 大阪市立大学 大学院工学研究科 講師 今津 篤志 |
視覚障がい者の単独歩行支援装置の実用化を目指し、その中間ステップとして私有地や施設内限定で歩行案内を行う装置をMVPとして開発し、顧客候補の評価を受ける。 |
接触面における三次元皮膚負担を推定可能なセンサシートの事業化検証のための大規模センサアレイ開発 | 大阪大学 大学院工学研究科 テニュアトラック助教 石原 尚 |
人工物との接触による人皮膚の負担軽減を目的とし、三次元方向の負担分布を推定可能な触覚センサアレイをMVPとして開発し、マットレスの負担軽減効果の評価手段や、介助動作による負担の可視化による効果的な訓練機会の提供というビジネスモデルと共に顧客候補の評価を受ける。 |
音声明瞭化技術の事業化検証のための音声強調条件決定システムの開発 | 九州大学 大学院芸術工学研究院 教授 中島 祥好 |
残響や騒音の下では音声が聴きとりにくく、特に高齢者の場合には大きな問題になる。この問題を解決するための音声強調手法、および強調音声評価手法を開発する。 |
遺伝子変異を伴う難治性疾患治療薬および診断薬創出プラットフォーム構築を目的としたユニバーサル核酸の開発 | 神戸大学 大学院科学技術イノベーション研究科 客員准教授 片岡 正典 |
全ての塩基と塩基対を形成する人工塩基(PPT)による配列のユニバーサル化を検討するため、アミダイトモノマーをMVPとして開発し、顧客候補への提供価値の検証を行う。 |
介護対象者見守り支援サービスの事業化に向けた臥床者体動情報収集システムの開発 | 自治医科大学 看護学部 准教授 川上 勝 |
ケア対象者の生活の質向上を目指し、既存のナースコールシステムを活用した臥床者体動情報収集装置の開発を通して、ケア対象者のナースコール呼出履歴や体動情報などのデータを活用するビジネスモデルの構築と、社会実装における課題を明らかにする。 |
水産プロバイオティクスの事業化のための養殖現場での実証試験 | 崇城大学 生物生命学部 教授 宮坂 均 |
海産性光合成細菌のクルマエビ養殖における水産プロバイオティクス効果のエビデンスを得るために、顧客候補のクルマエビ育苗タンクおよび養殖池で投与実験を行い、検証を行う。 |
水中用着用型センサスーツによる水泳訓練およびリハビリテーション評価技術の事業化検証 | 筑波大学 システム情報系 助教 廣川 暢一 |
水泳指導や水中でのリハビリテーションの場面におけるコミュニケーションやモチベーションの維持・向上に関する課題の解決を目的とし、水中における運動を定量的に計測するとともに、解析結果を着用者にフィードバックする着用型センサースーツをMVPとして開発する。 |
遠隔音楽療法サービスのための統合環境の開発 | 東京医療保健大学 医療保健学部 准教授 小杉 尚子 |
遠隔で音楽療法サービスを提供・受療するための音楽療法士と受療希望者のマッチング・プラットフォームをMVPとして開発し、顧客候補の評価を受ける。これにより、日本全国の音楽療法士と受療希望者が出会い、いつでもどこでも音楽療法を提供・受療できるようになる。 |
ナノ3Dプリンタの事業化検証のための自己会合技術の開発 | 東京工業大学 情報理工学院 助教 小宮 健 |
ナノメートル精度の形状を持つ構造体を1回の動作で大量に作成できる革新的加工技術を実現し、MVPとして各種の構造体を製作し、顧客候補の評価を受ける。 |
たんぱく質分子モーター計数装置の開発と事業化検証 | 東北大学 大学院工学研究科 准教授 林 久美子 |
神経細胞軸索輸送を行うたんぱく質分子モーター数を計数するソフトウェアを開発し、MVPにより性能、機能、価格に関して医師や薬学者・神経科学者などの顧客候補から評価を受ける。 |
咀嚼機能改善のための再生医療技術の開発 | 東北大学 大学院歯学研究科 教授 齋藤 正寛 |
重篤な歯周病などにより大規模な骨欠損を有する患者の咀嚼機能の回復を目的に、未分化骨芽細胞様細胞と3次元生分解性足場材料を用いた移植用骨再生材料の開発、実用化を目指す。 |
ラボ・オン・ドローンの事業化検証に向けた大気エアロゾルのサンプルリターン機能の開発 | 名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授 小野島 大介 |
花粉・黄砂・PM2.5などの浮遊粒子(エアロゾル)に由来する健康被害や感染拡大の解決を目的とし、エアロゾルを採取する性質を持つ小型ドローンをMVPとして開発し、濃度分布や付着成分のデータを提供するというビジネスモデルと共に顧客候補の評価を受ける。 |
有機性廃棄物から代替魚油を生産する技術の開発 | 広島大学 大学院工学研究科 教授 中井 智司 |
魚粉と魚油などから製造される養殖魚飼料に関し、魚由来原料からの脱却を図るため、有機性廃棄物から代替魚油を生産する技術を開発し、ブランド化を図る飼料原料として養殖魚飼料メーカーに販売する事業を目指す。 |
ゲノム編集による革新的な製品・サービス創出モデルの開発 | 広島大学 大学院理学研究科 教授 山本 卓 |
数あるゲノム編集技術の中で事業化用途に最適なプラチナTALENを用いて、ゲノム編集による革新的な製品・サービス創出モデルの開発を目指す。 |
ピンスポット目覚まし時計の事業化検証のためのオーディオスポット技術の開発 | 立命館大学 情報理工学部 教授 西浦 敬信 |
目覚まし時計の報知音の拡散防止を目的とし、オーディオスポットを搭載したピンスポット目覚まし時計をMVPとして開発し、ユーザーの快眠と周囲への思いやりを両立可能なビジネスモデルを構築し、顧客候補の評価を受ける。 |