(事業プロモーターユニット代表実施機関の五十音順)
プロジェクト名称 | 研究代表者 | 事業プロモーターユニット 代表実施機関 |
プロジェクト概要 |
---|---|---|---|
多様な形状と機能性を有するシリカガラス製品を低コストで製造する技術の事業化 | 九州大学 グローバルイノベーションセンター 教授 藤野 茂 |
QBキャピタル合同会社 | 本プロジェクトでは、高い耐熱性・透明性などの機能性を有するシリカ(SiO2)ガラスを、多様な形状に簡便かつ低コストで製造する技術を確立する。本技術を基に、加工が困難で用途が限定されていたシリカガラスを製品化するベンチャーを設立し、光学分野を起点として、従来シリカガラスの使用が困難であった用途への展開を目指す。 |
Si負極と有機正極からなる軽量高エネルギー二次電池の開発 | 東京大学 大学院理学系研究科 教授 西原 寛 |
株式会社経営共創基盤 | 本プロジェクトでは、シリコン負極と有機正極を用いて、重量当たりのエネルギー密度が高く、安全性に優れた二次電池を開発する。軽量化が求められる用途を筆頭に、急拡大する二次電池市場にむけて、新電池技術を提供するベンチャーを設立する。 |
量子アニーリングで加速する最適化技術の実用化 | 東北大学 大学院情報科学研究科 准教授 大関 真之 |
ジェネラルパートナー株式会社 | 本プロジェクトでは、従来のコンピューター・プログラムによる処理では難しかった、「巡回セールスマン問題」に代表される最適化問題を、量子アニーリング技術を応用して、高速に解決する新規のアプリケーションを開発する。最適化問題の課題解決により、社会貢献するベンチャーを設立する。 |
NanoSuit®法を用いた電子顕微鏡による、生きたまま濡れたままの生物検体の検査技術 | 浜松医科大学 再生・感染病理学講座 助教 河崎 秀陽 |
ニッセイ・キャピタル株式会社 | 本プロジェクトでは、真空下の電子顕微鏡で、ヒトを含めた生物の組織や細胞、ウイルス、エクソソーム、あるいは小さな個体を、生きたまま・濡れたまま観察可能とするNanoSuit®法の実用化に向けた開発を行う。同法による観察に必要な試薬や検査キット、周辺機器の販売、および電子顕微鏡検査の受託を行うベンチャーの設立を目指す。 |