機関名 | 概要 |
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企画名 | |
仙台高等専門学校 |
仙台高等専門学校(以下、「仙台高専」)は、教育面では15歳からの科学教育のノウハウを蓄積し、研究面では国内外で実績を挙げている。本企画では、先端的な研究開発に実際に触れる環境を提供、かつ全人的な教育の質を保証する骨太の科学技術イノベーション人材育成システムの構築を目的とする。多様な科学・技術講座やイベント(ロボコン・プロコン・出前授業・科学の甲子園など)を通じて、対象となる児童生徒がさまざまな技術分野の基礎を体系的に学び、自身の能力と専門性をチームとして高めていくプログラムを提供する。加えて応用科学コースやメンターを含む支援システムなどの仙台高専の資源を活用しながら運営を行う。 |
「高専の早期教育を活かした科学技術イノベーション人材の育成システム」 | |
筑波大学 | 筑波大学では、多くの研究機関が集まる「サイエンスシティつくば」という地域性を生かして、大学や研究機関の研究者による幅広い科学分野の実習や講義、企業研究者によるサイエンスカフェ、SSH高校生をティーチングアシスタントとしたサイエンスキャンプおよび大学教員による個別研究支援を行うことで、小中学生の科学の資質の開花を促す「つくばSKIPアカデミー」を全学体制で実施する。 第1段階では幅広い科学分野の実習を行い、第2段階では受講生の個別研究を大学教員などがオンラインでサポートする。これらの支援により、専門性はもとより、受講生の主体性と自律性を涵養し、問題発見・課題探求能力や科学的思考力およびコミュニケーション能力の育成を図っていく。 |
「つくばSKIPアカデミー ~Science Kids Inspiration Program~」 | |
東京大学 | 本企画では、大学の持つ高度専門知および質の高いアクティブ・ラーニング型教育プログラム開発ノウハウおよび教材リソースと、理数専門家シニア人材を組織するNPOのきめ細かな指導力との連携によって、受講生に質の高い教育プログラムを継続的に提供し続けられる体制を構築し、科学的なものの見方、考え方と未来を拓く資質能力を併せ持ち、自ら「問うべき問い」を立てて仲間と探究できる科学者を育成するとともに、質の高い高度人材育成プログラムのモデルケースを示す。 |
「アクティブ・ラーニングと専門家シニアによるきめ細かい指導を活用したジュニアドクターの育成」 | |
株式会社リバネス | 児童生徒の興味関心に応じた研究テーマを策定し、継続的な研究活動を実践し、研究成果をあげる独自の教育プログラムの開発と実施、ならびに、それに伴走する研究メンターの育成を行う。また、助成期間終了後も、同程度もしくはそれ以上の規模で本取り組みを展開できるよう、大手企業など、新たな連携先を獲得する。企業や大学など組織の垣根を超えて連携することで、継続して児童生徒の突出した意欲や能力を伸ばし、ジュニアドクターを育成、輩出できるプラットフォームを構築することを目指す。 |
「持続可能なジュニアドクター育成・輩出プラットフォームモデルの構築」 | |
金沢大学 | 石川・富山・福井県の小中高生を対象に「科学・技術の研究に関心を持ち、進んで科学・技術に関する基本的な知識・技能を学び、それらを活用した探究に諦めずに挑戦していく子ども」へと育成するプログラムを、金沢大学と石川工業高等専門学校を中心に関係教育委員会と地域の博物館や科学館などとの連携により実施する。プログラムは観察や実験を取り入れた科目や博物館・科学館での学習、そして合宿など、科学と社会の結びつきや広い視野を育てるさまざまな内容で構成される。受講生は自分の興味を深めるだけでなく興味の芽を広く育てることで、知識だけではなく高校あるいは大学など今後の科学技術を学ぶ姿勢を身につけるとともに、リーダーとして求められる資質を伸ばす。 |
「未来の科学・技術を担う探究意欲と科学を楽しむ心をもった子ども(未来の科学者)の育成」 | |
鳥取大学 | 鳥取大学の特徴である研究センターを中心として、地球的課題となっている「環境」をテーマに、基礎編と応用・実践編の2段階からなるプログラムにより、環境に関する幅広い知識の習得と、容易には答えの出ないような課題解決のために必要とされる資質・能力を身につけさせる。特に応用・実践編では、「乾燥地」、「きのこ」、「グリーン・サスティナブル・ケミストリー」の専修コースを設け、講義・演習のみならず、実際の科学的探究に触れ、担当教員、メンターとの交流におけるコミュニケーション能力の向上を図ることで、環境問題の解決に向けて、新たな知識やアイディアを創造的に思考・解決する能力を持った人材を育成する。 |
「めざせ!地球を救う環境博士」 | |
鳴門教育大学 | 鳴門教育大学を中核機関として、徳島大学・徳島文理大学・四国大学・阿南工業高等専門学校、以上徳島県内の全ての高等教育機関とともに徳島県教育委員会と協同し、地域の教育機関・大学教員、科学技術分野の関連機関および専門家と連携して、理数・技術(情報)領域に高い意欲と才能を持つ小学校5・6年生および中学生を対象に、問いの資質能力(“探る・究める・発見する”)を重視した幅広い科学技術分野の専門研究における探究活動を取り入れた教育プログラムを実施することで、科学技術者としての目的意識と将来像を備えた社会を牽引する未来の科学技術者であるジュニアドクターを発掘・養成する。 |
「徳島県高等教育機関連携型『ジュニアドクター発掘・養成講座』~社会を牽引する未来の科学技術者を徳島から育てよう~」 | |
愛媛大学 | 本事業は、新たな科学イノベーションに挑戦する次世代のリーダーとなるべき科学者を養成するために、幅広い科学および科学技術への知識と理解を育成し、そしてリーダーとなるべき人材に必要な科学と社会を結ぶ科学コミュニケーション能力の育成を目的とする。多様で多彩な受講者を個に応じて育成し、教育委員会や官庁・企業と連携し、社会が一丸となって才能育成を行う。育成方法としてはICTを活用し、反転授業や欠席した場合のフォローを行い、また通学困難な希望者の受け入れ、対象年齢未満への人材発掘アプローチへの応用も検討する。以上、地域資源を活用しながら、広く日本へと普及を目指す教育プログラムの開発を行うことを目標とする。 |
「科学イノベーションに挑戦する次世代リーダー科学者の養成」 | |
長崎大学 | 高齢社会化などの現代的諸課題に対応するためには、理数・情報分野に傑出した意欲や能力を持つ人材育成が必要であり、本学は平成22年度より、小学生以上を対象とした多様な育成プログラムを実施してきた。そこで掲げられた育成目標は、特定分野に傑出した能力(問題発見・解決力、批判的思考力、各分野の専門的知識・技能など)と高い人間性(意欲、粘り強さ、協調性、コミュニケーション能力、倫理観など)を持った人材の効率的な輩出である。本企画では、その両資質の向上が期待できる人材を発掘するための選抜方法と、個人の主体性を重視した能力育成プログラム(体制、内容、評価方法、改善方法)を開発する。そのために、心理学などの専門家・講座担当教員・教育委員会が連携した選抜、メンター(教職大学院生など)・指導支援員・講座担当教員からなる育成プランの実施、個人の興味・関心を指導に反映させる教育改善の実施と、協調性や研究倫理を養うグループ学習活動を行う。受講者の多様な興味と基礎的な学力を高める基礎コースをベースに、開発された評価基準により選抜された受講者が個人の課題研究を行うマスターコースを設定し、各コースに数学、理科(物理、化学、生物、地学)、情報(ものづくり含む)の内容を設ける。学びの多様化と高度化ならびに評価の改善を図るために、年次進行に合わせて、企業などと外部団体との連携強化と、PDCAサイクルを実施する。 |
「人間性豊かで科学に熱狂できる傑出した科学者リーダー育成プログラムの開発」 | |
琉球大学 | 本企画は、大学・教育行政・民間非営利団体が協力して、自然科学分野において非凡な才能を持つ児童・生徒を発掘し、その個性や能力を育成する取り組みを行う。実施にあたっては、受講生の発達段階と個々の才能や意欲とのバランスに考慮しながら、科学者として必要な基盤的能力を幅広く育成する教育プログラムを開発するとともに、メンターなどを活用した手厚いサポートを通して、各人の潜在能力を最大限に引き出せるような取り組みを実施する。また、その成果や効果の継続的な検証を通して、開発された手法・成果などを地域に発信するとともに、スーパーサイエンスハイスクールなども含めた、県内の科学技術系リソースを効果的に活用した地域連携型の人的・機関的ネットワークを構築する。 |
「美ら海・美ら島の未来を担う科学者養成プログラム」 |