(プロモーターユニット代表実施機関の五十音順)
プロジェクト名称 | 研究代表者 | プロモーターユニット 代表実施機関 |
プロジェクト概要 |
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フレネル型大口径液晶レンズを用いた度数可変型眼鏡の開発 | 大阪大学 大学院工学研究科 教授 尾崎 雅則 |
360ipジャパン株式会社 | 本プロジェクトでは、大口径の焦点距離可変型フレネル液晶レンズを用いた眼鏡等の開発を行う。電気的に焦点距離を自在に調整できるレンズ技術を用いて、老眼鏡や弱視児童に向けた視覚矯正・治療用の度数可変型眼鏡を開発し、付加価値の高い眼鏡製品をグローバルに事業展開するベンチャーの設立を目指す。 |
標的タンパク質分解によるケミカルノックダウン(CiKD)創薬基盤技術の事業化 | 東京理科大学 生命医科学研究所 准教授 宮本 悦子 |
株式会社ジャフコ | 現在の創薬技術は、病気に関与するタンパク質を化合物等で阻害することで薬の効果を得ているが、本プロジェクトでは、ケミカルノックダウン(CiKD)技術により、標的タンパク質そのものを分解することで、既存技術では及ばない対象へも効果をもたらすことを目標とする。この汎用的な技術で、革新的な創薬プラットフォームを提供するベンチャー設立を目指す。 |
視覚相対位置による ロボットアーム作業戦略理論とその実用 |
立命館大学 理工学研究科 教授 川村 貞夫 |
株式会社ジャフコ | 本プロジェクトは、カメラからの視覚情報を認識して、ロボットの位置や姿勢を制御する技術により、従来行われている厳密なキャリブレーションやティーチングなしでも高精度に制御可能なロボットアームを開発する。本開発により、ロボットの導入コストの削減や、設置位置の変更への柔軟な対応を実現し、まだロボットの導入が進んでいない市場への展開を狙う。 |
室温原子層堆積法による金属酸化物ナノコーティング技術の事業化 | 山形大学 大学院理工学研究科 教授 廣瀬 文彦 |
野村ホールディングス株式会社 | 本プロジェクトでは、室温(無加熱)で、金属酸化物(セラミック等)を、多種の素材からなる複雑形状の対象物に、ナノメートル単位で均一にコーティングすることができる小型コーティング装置を開発する。本技術により、製造装置の内部や、精密部品・有機エレクトロニクス部材などへのコーティングサービスを提供するベンチャーの設立を目指す。 |
RANKL/RANKシグナルをターゲットにした炎症制御による新規脳梗塞治療法の開発 | 大阪大学 大学院医学系研究科 健康発達医学寄附講座 寄附講座准教授 島村 宗尚 |
バイオ・サイト・キャピタル株式会社 | 本プロジェクトでは、破骨細胞分化因子(RANKL)の新規部分ペプチド(MHP)がToll様受容体(TLR)を介した炎症性サイトカインの産生亢進を抑制するという新知見を基に、MHPを用いた新規脳梗塞治療法の概念実証をサルで行う。さらに本治療法の敗血症等他疾患への適用可能性を検証し、MHP技術を創薬プラットフォームとするベンチャー設立を目指す。 |
微生物燃料電池を用いた新規エコ廃水処理システムの開発 | 沖縄科学技術大学院大学 生物システムユニット 技術員 デイヴィッド・シンプソン |
バイオ・サイト・キャピタル株式会社 | 本プロジェクトでは、独自のシステムデザインとバイオ・エレクトロニクス技術の応用により、高効率・低ランニングコストで廃水処理を実現している微生物燃料電池実証機を、低価格で頑健性を持つ製品に発展させる。当該開発により、メタゲノム解析とバイオ・エレクトロニクスを基盤とした新規エコ廃水処理システムを事業とするベンチャー設立を目指し、廃水環境問題の解決に寄与する。 |
以上