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科学技術振興機構報 第1220号

平成28年10月19日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

11月3日(木・祝)~6日(日)「サイエンスアゴラ2016」開催

初日11月3日に日本科学未来館にて、メディアセッションを開催
米国科学振興協会(AAAS)のラッシュ・ホルト氏と
被災地福島、熊本の高校生との3者対談による記者会見が決定!

JST(理事長 濵口 道成)は、平成28年11月3日(木・祝)から6日(日)まで、「サイエンスアゴラ2016(年次総会)」を東京都のお台場地域(日本科学未来館ほか)で開催します。

サイエンスアゴラは、“あらゆる人に開かれた科学と社会をつなぐ広場”です。トップ科学者との対話、市民参加の科学討論や子ども向けの理科実験などを通して、科学技術と社会の関係を深めることを目的として開催されている日本最大級の科学フォーラムです。誰でも参加でき、科学者、政策関係者、産業界、メディア、そのほか一般の方々など、分野、性別、職業、国籍の境界を越えて多様な人たちが集い、これからの「社会とともにある科学」、「科学とともにある社会」のあり方を皆で考えます。

サイエンスアゴラは、「対話を通じて社会の期待に応えながら、これからの社会をつくり進めたい」という願いを込めて、2015年から【つくろう、科学とともにある社会】というビジョンを掲げています。11回目の開催となる「サイエンスアゴラ2016」は、科学技術の専門家と一般市民が対話できる場、幅広い分野から異なる価値観や言葉を持った人同士を引き合わせる場としてサイエンスアゴラが機能し、対話を通じて新しい価値が生まれ、日本や世界が直面しているあらゆる社会課題の解決に向けた第一歩が踏み出されることを目指します。

今年は開催日程を従来の3日間から4日間に延長し、昨年と同じく日本科学未来館を中心としたお台場地域に200を超える多種多様な企画が集結します。また今年のサイエンスアゴラでは、「医・食・くらし」「教育・文化芸術・スポーツ」「震災復興5年」の3つのテーマのうち、「震災復興5年」を重点テーマとしています。2011年の東日本大震災から5年が経過し、私たちはこの震災で何を克服し、何が未解決で、また、残された課題は何なのか、この節目の年のサイエンスアゴラを開催するにあたり、改めて現実と真摯に向き合い、対話する場にしたいと考えています。

ホームページURL:https://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/

★ メディアセッション@サイエンスアゴラ を開催します

サイエンスアゴラの初日である11月3日(木・祝)に、お台場・日本科学未来館にてJST・AAAS・被災地の高校生の3者対談形式のメディアセッションを行います。

さまざまな境界を越えて多様な人が集う「サイエンスアゴラ」でしか実現し得ない貴重なコラボレーションです。

●日時 2016年11月3日(木・祝) 午前11時30分~午後0時30分
●会場 日本科学未来館 7階 会議室1 同時通訳あり
●登壇者
  • 濵口 道成(科学技術振興機構 理事長)
  • ラッシュ・D・ホルト 氏(AAAS(米国科学振興協会)CEO/元米国下院議員)
  • 大浦 葉子 さん(福島県立福島高等学校 3年生)
  • 遠藤 瞭 さん(福島県立ふたば未来学園高等学校 1年生)
  • 中武 聖 さん(熊本県立宇土高等学校 2年生)
●テーマ 「海外から見た日本の“震災復興5年”と被災地の若者が描く未来社会(仮)」 震災復興に向けたJSTの取り組みを軸に、ラッシュ・D・ホルト氏からはアメリカから見た日本の震災復興とリスクコミュニケーションについて、福島・熊本の高校生からは、若者の目から見た被災地の復興と未来の社会にかける想いを語っていただきます。 ※ 対談後は、登壇者と記者の皆さまとの質疑応答の時間を設けます(事前に質問を受け付ける予定です) ※ 米国「Science」誌、欧州「Public Understanding of Science」誌のジャーナリストも来日予定
(登壇者紹介)
ラッシュ・D・ホルト 氏(AAAS(米国科学振興協会) CEO)
 2015年より米国科学振興協会(AAAS) 第18代CEO及び「Science」系雑誌の発行責任者。教員、科学者、管理者、政策立案者の役職を歴任。1987年~1998年エネルギー省(Department of Energy:DOE)傘下のプリンストンプラズマ物理学研究所(Princeton Plasma Physics Laboratory:PPPL)副所長。1999年~2015年ニュージャージー州選出の下院議員。ニューヨーク大学博士課程修了(物理)。
【注】 本企画は、プレスの方を対象とした記者会見です。一般の方のご入場はご遠慮いただいておりますのであらかじめご了承ください。

<添付資料>

別紙:サイエンスアゴラ2016(年次総会)

<お問い合わせ先>

科学技術振興機構 科学コミュニケーションセンター サイエンスアゴラ事務局
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
黒田、小林、鈴木、嶋田
Tel:03-5214-7493 Fax:03-5214-8088
E-mail:

(英文)“Science Agora 2016 (Annual Meeting) November 3rd (Thu.)-6th (Sun.) , 2016
Media Session hosted by JST and AAAS will be held on November 3rd at Miraikan Discussing on “5 Years of Reconstruction Following the Disaster in Tohoku” with Dr. Rush D. Holt, CEO of AAAS, high school students from Fukushima and Kumamoto and President Dr. Hamaguchi.