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別紙1

産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)
平成28年度新規研究領域・共創コンソーシアム 一覧(4件)

幹事機関 研究領域 共創コンソーシアム 領域統括 参画機関 研究領域概要
東北大学 世界の知を呼び込むIT・輸送システム融合型エレクトロニクス技術の創出 IT・輸送システム産学共創コンソーシアム
遠藤 哲郎
東北大学
国際集積エレクトロニクス研究開発センター
センター長
大学等:東北大学、京都大学、山形大学 民間企業等:東京エレクトロン株式会社、キーサイト・テクノロジー・インターナショナル合同会社、株式会社アドバンテスト、株式会社東栄科学産業、株式会社ティ・ディ・シー、東北イノベーションキャピタル株式会社、グローバルウェーハズ・ジャパン株式会社、株式会社KDDI研究所、株式会社ケーヒン、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社、田中貴金属工業株式会社、株式会社ディスコ、株式会社東レリサーチセンター、日新電機株式会社、日新イオン機器株式会社、日東光器株式会社、株式会社フジキン、ベクターセミコン株式会社、森田化学工業株式会社 本プロジェクトは、東北大学・京都大学・山形大学と先進的企業群の理工学と人文社会学の力を結集して、知財等の制度改革を行い、エネルギー・労働力問題の社会的要請を受けて、①極限低消費電力のIoT用エッジコンピューティングデバイス、②高効率エネルギー変換ハイブリッド集積パワーデバイス、③労働力の高利用効率な輸送システム向け知的エレクトロニクスシステムにかかる非競争領域の研究領域をたて、その革新的技術群の創出と人材育成を担う産学共創プラットフォームの形成を目的とする。幹事機関である東北大学が進めている競争領域での産学連携拠点事業とのシナジーにより、本プラットフォームの発展と世界を牽引する新産業創出への貢献を目指す。
幹事機関 研究領域 共創コンソーシアム 領域統括 参画機関 研究領域概要
名古屋大学 人と知能機械との協奏メカニズム解明と協奏価値に基づく新しい社会システムを構築するための基盤技術の創出 人間機械協奏技術コンソーシアム (HMHSコンソーシアム)
武田 一哉
名古屋大学
未来社会創造機構
教授
大学等:名古屋大学、東京工業大学、早稲田大学、国立研究開発法人 産業技術総合研究所 民間企業等:株式会社ティアフォー、東京海上日動火災保険株式会社、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社、日本製粉株式会社、株式会社フレームワークス、株式会社野村総合研究所、株式会社メイテツコム 本プロジェクトは「第三世代の人工物」である知能機械と人間とが一体となって構成される新たな社会システム、即ち人間機械協奏系の研究を中核に設定する。先進地域における少子・高齢化問題の解決や、開発地域における高効率な社会基盤への需要を背景に、その重要性は明らかである。しかし現状では、人間機械協奏系のサービス価値を明確にできておらず、地域や文化、社会構造に応じた作り分けも技術的課題として残されている。本プロジェクトでは、人間機械協奏系の研究プラットフォームを立ち上げ、その上で、「センシング、分析・解析、行動変容」の要素技術の研究を加速するとともに、人間機械協奏系とその構成要素技術の「実装・評価技術」を研究する。
幹事機関 研究領域 共創コンソーシアム 領域統括 参画機関 研究領域概要
広島大学 ゲノム編集による革新的な有用細胞・生物作成技術の創出 「ゲノム編集」産学共創コンソーシアム
山本 卓
広島大学
大学院理学研究科
教授
大学等:広島大学、大阪大学、九州大学、東京工業大学、国立研究開発法人 理化学研究所、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構、独立行政法人酒類総合研究所 民間企業等:マツダ株式会社、キューピー株式会社、日本ハム株式会社、エディットフォース株式会社、長瀬産業株式会社、大日本住友製薬株式会社、興人ライフサイエンス株式会社、株式会社特殊免疫研究所、株式会社フェニックスバイオ バイオ産業、動植物の品種改良、健康・安全、生命科学研究などの分野で革新的な価値創造が見込まれているゲノム編集技術を対象として、基礎研究と応用研究を連続的に繋ぐゲノム編集開発プラットフォームの創成を目指す。具体的には、日本独自のゲノム編集技術の開発を行うと同時に、新規のゲノム編集ツールも含めそれらを活用して多様な産業分野のニーズに沿った有用生物を作成する際に必要な体系的な基盤技術の開発を行う。また、広島大学のゲノム編集拠点を核として、参加機関により価値共創プラットフォームを形成し、研究と合わせて、技術・システム革新シナリオ作成、人材育成、情報共有に産学共創で取組み、ゲノム編集技術の社会実装に向けた基盤づくりを行う。
幹事機関 研究領域 共創コンソーシアム 領域統括 参画機関 研究領域概要
山形大学 有機材料の極限機能創出と社会システム化をする基盤技術の構築及びソフトマターロボティクスへの展開 有機材料極限機能創出・社会システム化共創コンソーシアム
大場 好弘
山形大学
理事・副学長
大学等:山形大学、国立研究開発法人 産業技術総合研究所、九州大学、山形県立米沢栄養大学、独立行政法人 国立高等専門学校機構鶴岡工業高等専門学校 民間企業等:株式会社カネカ、帝人株式会社、関東化学株式会社、株式会社ユー・コーポレーション、日立化成株式会社、東ソー株式会社、三菱樹脂株式会社、株式会社荘内銀行、味の素ファインテクノ株式会社、DIC株式会社、アルケマ株式会社、三菱ガス化学株式会社、日油株式会社、日立GEニュークリア・エナジー株式会社、株式会社クレハ、三井化学株式会社、有限会社芳尾電気化学研究所、株式会社山形銀行 超スマート社会Society5.0の実現に向けては、柔らかく・優しく・作りやすい・エネルギーがかからない・どこでも電気を蓄えられる機能性有機材料が必須となる。分子創製の無限の可能性を真に活用し、(1)ソフト機能材料・デバイス(2)ソフトセンシング(3)ソフトメカニクス(4)ソフト蓄電デバイスの4テーマで、有機材料の極限的な機能創出の学問的な挑戦をすることで4分野それぞれの革新的な産業の新展開を先導する。さらにそれらの融合により社会システム化を目指す。これらの基盤技術の構築によりロボット分野で人・モノ・情報・人工知能を優しくつなぐ新領域ソフトマターロボティクスの開拓に繋げる。