JSTトッププレス一覧科学技術振興機構報 第1202号 > 参考
参考

国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム)
「日本-フランス共同研究」平成28年度新規課題採択に関して

1.趣旨・目的

本共同研究は、JSTとANRとの合意に基づき、戦略的に重要なものとして両者の間で設定した協力分野(「分子技術」)に関する共同研究を実施することにより、日本とフランスとの科学技術分野における協力および日本の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。

2.募集領域

「分子技術」に関する共同研究の課題とします。

3.応募資格

日本国内の大学や研究機関、企業などで研究に従事している研究者であることが必要です。日本とフランスにおいて進行中の研究が強化され、さらに付加的な価値が創出される共同研究を対象とします。

4.支援期間(研究期間)

3年間

5.支援規模

1課題あたり、直接経費として2,300万円/3年間を上限とします。

別途、間接経費(直接経費の30%)が支給されます。

6.選考方法

日本およびフランスの評価委員が各国の専門家による査読結果を参考に評価を行い、JSTとANRが慎重に協議を行って、両国がともに支援すべきと合意した4件を支援課題として決定しました。

7.審査にあたっての評価基準

以下の基準を適用しました。

  1. (1)科学的水準が高く新規性があるか。
  2. (2)事業の趣旨および対象分野への適合性が高いか。
  3. (3)共同研究計画が妥当か。
  4. (4)共同研究計画が実行可能か。
  5. (5)研究者の適格性が認められるか。
  6. (6)共同研究の相乗効果が期待できるか。
  7. (7)交流計画が妥当か。
  8. (8)交流の継続性が期待できるか。
  9. (9)予算計画が妥当か。
  10. (10)学術、産業および社会へ貢献する可能性が高いか。