JST(理事長 濵口 道成)は、科学コミュニケーションセンター(センター長 渡辺 美代子)の科学技術コミュニケーション推進事業 問題解決型科学技術コミュニケーション支援「ネットワーク形成型」の平成28年度新規企画を決定しました。
JSTは、科学技術コミュニケーション推進事業において、科学技術コミュニケーションを通じた科学と社会の協働による「価値共創」を目指します。
本事業の一環として実施する「ネットワーク形成型」は、地域の機関間における科学技術コミュニケーションに関するネットワークを活用・構築し、多様なステークホルダー間の相互作用から社会問題や社会ニーズに対する課題の解決に結び付ける科学技術コミュニケーション活動を支援します(支援費:上限200万円~500万円/年、支援期間:原則3ヵ年度)。
本年度は、平成28年2月2日(火)から4月1日(金)までの期間で募集を行い、47件の応募がありました。外部有識者から構成される委員会による選考を行い、次のとおり4件の採択企画を決定しました(別紙)。
今後、契約などの条件が整い次第、支援を開始する予定です。
なお、現在、JSTでは「あらゆる人に開かれた科学と社会をつなぐ広場」としてサイエンスアゴラを運営していますが、全国各地の「科学と社会をつなぐ場や機会」の連携により一層の科学技術コミュニケーション活動が進展することを目的として「サイエンスアゴラネットワーク」の構築を進めているところです。本事業は、地域の核となるべくサイエンスアゴラネットワークの拠点づくりを支援する位置づけでもあります。