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科学技術振興機構報 第1192号

平成28年6月27日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)における
平成28年度 研究開発成果実装支援プログラム(成果統合型)の
新規実装プロジェクトの決定について

JST(理事長 濵口 道成)は、社会技術研究開発センター(RISTEX)が推進する戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)の、「研究開発成果実装支援プログラム(成果統合型:プログラム総括 有本 建男 政策研究大学院大学 教授)」(別紙1)において、平成28年度の新規実装プロジェクト(別紙2)を決定しました。

本プログラムは、RISTEXが推進してきた研究開発領域・プログラムで創出した複数の研究開発成果を集約・統合し、社会に実装する取り組みを支援することによって、社会の問題解決に向けてより効果的な普及・定着を図るものです(プロジェクト支援期間:3年、実装活動費:1,000~4,000万円/年)。

本年度は、平成27年度に終了した研究開発領域「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」(領域総括 秋山 弘子 東京大学 高齢社会総合研究機構 特任教授)よりプロジェクト構想が提案され、外部評価委員会、並びに社会技術研究開発主監会議での審議、評価を経て、下記1件の実装プロジェクトを採択しました。

実装プロジェクト:「高齢社会課題解決に向けた共創拠点の構築」

実装代表者:辻 哲夫(東京大学 高齢社会総合研究機構 特任教授)

本プロジェクトは、高齢社会が直面する複合的な課題群をコミュニティにおいて効果的・効率的に解決するために、「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」研究開発領域にて創出した成果を統合した社会技術・知見を創出するとともに、それらの利活用を担う人材の育成とネットワーク化を通して、活力と魅力ある高齢社会を共創する拠点機能の確立を目指すものです。

今後、契約などの条件が整い次第、実装活動を開始する予定です。

 必要に応じて、本格的な実装活動に移行するための初動期間を設ける場合がある。

<添付資料>

別紙1:戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)「研究開発成果実装支援プログラム(成果統合型)」の概要

別紙2:平成28年度 新規実装プロジェクト(成果統合型)の概要

<お問い合わせ先>

科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 企画運営室
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
廣田 勝己(ヒロタ カツミ)、芳賀 健一(ハガ ケンイチ)
Tel:03-5214-0132 Fax:03-5214-0140
E-mail: