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参考

国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム)
「日本-フランス共同研究」平成27年度採択に関して

1.趣旨・目的

本共同研究は、JSTとANRとの合意に基づき、戦略的に重要なものとして両者の間で設定した協力分野(「分子技術」)に関する共同研究を実施することにより、日本とフランスとの科学技術分野における協力および日本の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。

2.募集領域

「分子技術」に関する共同研究の課題とします。

3.応募資格

日本国内の大学や研究機関、企業などで研究に従事している研究者であることが必要です。日本とフランスにおいて進行中の研究が強化され、さらに付加的な価値が創出される共同研究を対象とします。

4.支援期間(研究期間)

3年間

5.支援規模

1課題あたり、直接経費として2,300万円/3年間を上限とします。 (間接経費は直接経費の30%)

6.選考方法

日本側の研究主幹およびアドバイザー、フランス側の評価委員が評価を行い、その結果をもとに日仏合同で協議し採択課題を決定しました。

7.審査にあたっての評価基準

以下の基準を適用しました。

  1. (1) 共同研究計画が科学的に高水準であり新規性があるか。
  2. (2) 共同研究計画の方法論が実現性を持ち適切か。
  3. (3) 両国のチームは高い能力と専門性をそなえているか(分野を超えて必要とされる専門知識について相互補完的なチーム構成となっているか)。
  4. (4) 想定する研究リソースや予算は適切か。
  5. (5) 両国チームの適切な貢献によって単独研究では得られない付加価値が期待できるか。
  6. (6) 世界に与える科学的・技術的・経済的・社会的インパクトがあるか。