参考2
選考の観点
<CREST>
(1)CRESTの各研究領域に共通の選考の基準は、以下の通りです。
- a. 戦略目標の達成に貢献するものであること。
- b. 研究領域の趣旨に合致していること。
- c. 独創的であり国際的に高く評価される基礎研究であって、今後の科学技術イノベーションに大きく寄与する卓越した成果が期待できること。
- d. 以下の条件をいずれも満たしていること。
- 研究提案者は、研究遂行のための研究実績を有していること。
- 研究構想の実現に必要な手掛かりが得られていること。
- 研究提案書において、①研究構想の背景(研究の必要性・重要性)、②研究提案者の実績(事実)、および③研究構想・計画の3者を区別しつつ、それぞれが明確に記述されていること。
- 最適な研究実施体制であること。研究提案者がチーム全体を強力に統率して責任を負うとともに、主たる共同研究者を置く場合は研究提案者の研究構想実現のために必要不可欠であって、研究目的の達成に向けて大きく貢献できる十分な連携体制が構築されること。
- 研究提案者の研究構想を実現する上で必要十分な研究費計画であること。
- 研究提案者および主たる共同研究者が所属する研究機関は、当該研究分野に関する研究開発力などの技術基盤を有していること。
(2)上記のほか、研究領域ごとに独自の選考の観点・方針や運営の方針などを設定しました。
(3)研究費の「不合理な重複」ないし「過度の集中」にあたるかどうかも、選考の要素としました。
(4)知的財産の取得・活用に対する考え方の提示も選考の要素としました。
<さきがけ>
(1)さきがけの各研究領域に共通の選考の基準は、以下の通りです。
- a. 戦略目標の達成に貢献するものであること。
- b. 研究領域の趣旨に合致していること。
- c. 独創的・挑戦的かつ国際的に高水準の発展が見込まれる基礎研究であって、科学技術イノベーションの源泉となる先駆的な成果が期待できること。
- d. 研究提案者は、提案研究の内容、研究姿勢や他の研究者との議論・相互触発の取り組みを通じて、当該さきがけ研究領域全体の発展ならびに関係研究分野の継続的な発展への貢献が期待できる存在であること。
- e. 以下の条件をいずれも満たしていること。
- 研究提案の独創性は、研究提案者本人の着想によるものであること。
- 研究構想の実現に必要な手掛かりが得られていること。
- 個人型研究として適切な実施規模であること。
(2)上記のほか、研究領域ごとに独自の選考の観点・方針や運営の方針などを設定しました。
(3)研究費の「不合理な重複」ないし「過度の集中」にあたるかどうかも、選考の要素としました。