内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」(プログラム・マネージャー:山川 義徳)は、脳の健康促進の観点から革新的なアイデアを募り脳の健康に与える影響を評価する「Healthcare Brainチャレンジ」の提案募集を開始します。
「Healthcare Brainチャレンジ」は、脳情報を誰もが自由に安全に低コストで活用できることを目指した『Bitbrain構想』の一環として実施するコンテストです。
本コンテストでは、脳の健康促進の観点から非医療分野の製品やサービスについての提案を幅広く募集します。例えば、ダイエット効果を目的とした運動が実は認知機能を向上させるなどの効果があるなどの、脳の健康という観点から既存の製品やサービスに新たな価値が見出されるような提案を広く募集します。
提案いただいた内容を審査し、優れた提案を入選提案として公表するとともに、一部の提案については、理化学研究所、京都大学、東京大学の施設で実際に脳の状態を計測する実証試験を行い、その提案内容が脳の健康に与える影響について科学的観点から評価します。実証試験の結果については、来年2月頃開催するシンポジウムで公開する予定です。