JST(理事長 中村 道治)は、平成27年度の新規事業である「イノベーションハブ構築支援事業」における採択課題2件およびFS(フィージビリティスタディ)注1)採択課題2件を決定しました(別紙1)。
本事業は、平成27年4月1日に改称した国立研究開発法人(研究開発型の独立行政法人)が中心となり、大学や産業界などの人材が集まるイノベーションハブを構築し、国立研究開発法人の生み出す研究成果を最大限活用してイノベーションを創出することを目的としています。イノベーションを実現するため、社会や産業界のニーズを徹底的に調査して戦略を立案し、その戦略に基づいたシステマチックな研究開発計画を遂行していきます。また、研究開発体制を強化するために、クロスアポイントメント制度注2)の活用や国立研究開発法人によるファンディングなどを積極的に推進し、従来の枠組みを超えた異分野融合によるオープンイノベーションに挑戦します。
本事業は、平成27年2月から3月にかけて国立研究開発法人に対して課題の公募を実施し、アブストラクト(仮提案)提出21件、うち本提案16件の応募がありました。今回採択された課題は、最長5年度(FSは1年度の検証後に継続可否を判断)にわたり、それぞれ日本の最先端の研究開発を行うイノベーションハブの構築とイノベーション創出を目指します。
本事業の詳細については、下記ホームページを参照してください。
URL:https://www.jst.go.jp/ihub/index.html