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別紙1

第3回採択 交流計画一覧

受け入れ機関名 所在地 コース名 実施予定期間 送り出し機関
国・地域名
送り出し機関名 申請時
招へい者数・属性
交流計画のテーマおよび趣旨
1大阪大学
大学院理学研究科
大阪府A.科学技術交流活動コース平成27年3月8日~平成27年3月14日マレーシアUniversiti Kebangsaan Malaysia (国立マレーシア大学, UKM)マレーシア:大学院生(9名)教員(1名)マレーシアは近年急速に経済レベルが高まっており、今後の基幹産業となりうる化学工業の拡大に力を入れている。その化学工業の基幹となる物質科学の分野で、国立マレーシア大学理工学部との関係を密にし、学生を実際に日本国内に滞在させ、大学の研究施設や企業を見学させることで日本への関心を高め、将来ビジネスやアカデミックの分野でマレーシアと日本の懸け橋となる人材の芽を育てることが本プログラムの趣旨である。
2岡山大学岡山県A.科学技術交流活動コース平成27年3月5日~平成27年3月14日インドネシア共和国アンダラス大学インドネシア共和国:大学生(4名)大学院生(3名)教員(2名)「インドネシア若手サイエンティストの岡山招聘プロジェクトパート2」
インドネシア共和国アンダラス大学畜産学部(研究科)および数学自然科学部(研究科)の学部生、修士課程大学院生、修士課程修了者および学位未取得の教員の中で、岡山大学大学院環境生命科学研究科入学を視野に入れ、先方の機関長より推薦された学生および若手研究者を招聘し、環境生命科学研究科教員との交流を発足させることを目標とする。
3金沢大学石川県B.共同研究活動コース平成27年1月13日~平成27年1月24日タイ王国King Monkut's University of Technology Thonburi (KMUTT)タイ王国:大学生(3名)本交流プログラムでは、モンクット王工科大学トンブリ校の共同研究先研究室より優秀な学生を本学に呼び寄せ、共同研究テーマである骨のバイオメカニクスおよびティッシュエンジニアリングについての研究交流を申請者の研究室において実施する。また、交流を通じて、共同研究を推進させるとともに、本学学生とタイ学生の相互理解を深め合うことで国際人材育成教育を行う。
4金沢大学石川県A.科学技術交流活動コース平成27年2月26日~平成27年3月5日中華人民共和国
台湾
インドネシア共和国
ベトナム社会主義共和国
清華大学
復旦大学
北京大学
南京大学
福州大学
National Cheng Chi University
Universitas Merdeka Malang
University of Science Ho Chi Minh City
中華人民共和国:大学院生(7名)
台湾:大学院生(1名)
インドネシア共和国:大学院生(1名)
ベトナム社会主義共和国:大学院生(1名)
スマートシティツアーづくりのこと、VR技術の開発応用のこと、解決していかなければならない課題は、未来の前に山積している。日本は、世界より一足早く、その課題を目の当たりにしてきた。我が国は多くの技術問題を克服してきた知恵と経験をアジア諸国に伝えていく責務がある。本学は、VR技術の開発応用の実績を有する。本学の研究内容をワークショップおよび講義を通して招聘者に伝えるとともに、国際的かつ産学連携型の大学院教育である学生とのグループワークなどを通じた交流により我が国の科学技術への理解や関心を促進し、招聘者が将来的に来日して学ぶ動機づけの契機とする。
5北九州市立大学福岡県B.共同研究活動コース平成27年2月15日~平成27年2月28日ベトナム社会主義共和国
インドネシア共和国
フィリピン共和国
マレーシア
ハノイ建築大学
バンドン工科大学
バンダールランプン大学
フィリピン大学
University of Tunku Abdul Rahman
ベトナム社会主義共和国:大学生(2名)
インドネシア共和国:大学生(4名)
フィリピン共和国:大学生(2名)
マレーシア:大学生(2名)
テーマ:東南アジア大学生のための環境未来都市をデザインする科学
東南アジアなどの優秀な留学生を受け入れることを通じて、北九州環境未来都市における低炭素都市づくりの実践を活かし、環境サインスを体系的に学び、我が国の学生と積極的に交流する機会を提供することにより、有益かつ新たな人的ネットワークを構築するとともに、将来、母国の環境関連分野におけるリーダーを育成し、アジアの都市未来の発展に資する。
6九州大学病院福岡県A.科学技術交流活動コース平成27年3月8日~平成27年3月14日ベトナム社会主義共和国Institute of Hygienne and Public Health of Ho Chi Minh City(ホーチミンシティ公衆衛生協会)ベトナム社会主義共和国:大学生(3名)その他(3名)感染症診療における予防対策、予防の重要性を学び、今後に役立てる。アジア諸国においては、熱帯病や多剤耐性菌の問題など、数多くの感染症の問題が存在する。感染対策の進んでいる日本の現状を視察・体験していただき、自国に生かしていただくことを目的としている。また、これまで日本で行われてきた種痘の歴史、日本住血吸虫症撲滅の歴史などを学ぶ旅行も計画している。
7九州大学福岡県A.科学技術交流活動コース平成27年3月7日~平成27年3月14日タイ王国
カンボジア王国
ベトナム社会主義共和国
インドネシア共和国
フィリピン共和国
カセサート大学
王立農業大学
国立ベトナム農業大学
ボゴール農業大学
中央ルソン大学
タイ王国:ポスドク(1名)研究者(1名)
カンボジア王国:ポスドク(1名)研究者(1名)
ベトナム社会主義共和国:ポスドク(1名)研究者(1名)
フィリピン共和国:ポスドク(1名)研究者(1名)
インドネシア共和国:ポスドク(1名)研究者(1名)
環境保全型稲作技術普及交流事業稲作は、東南アジアで主流の農業形態である。当該地域で世界の60%程度のコメを生産する一方、水田からのGHG(温室効果ガス)は当該地域の約20%を占める。GHGを削減し、気候変動に対応した持続的で、環境保全型の稲作技術の普及を図ることは稲作先進国日本の責務である。環境保全型稲作技術に関して、既往のわが国の先進的な知見を広く東南アジア諸国の若手研究者やポスドクに紹介する。
8京都産業大学京都府A.科学技術交流活動コース平成27年2月13日~平成27年2月22日タイ王国Faculty of Veterinary Science, Mahidol Universityタイ王国:教員(7名)研究者(3名)本交流計画では、タイ国における最高レベルの医学系の教育・研究と、国内外からも高く評価されている本学の生命科学系の基礎研究の融合を目的とする。本プログラムでは、マヒドン大学からの若い優秀な獣医師の資格取得者10名を招き、生命科学の基礎研究において短期の共同研究を体験し、それをきっかけとして本学へ大学院生としての留学、研究交流などで再来日を期待するものである。
9京都大学
原子炉実験所
大阪府B.共同研究活動コース平成27年1月26日~平成27年2月15日中華人民共和国 Institute of High Energy Physics, Chinese Academy of Scinece中華人民共和国:大学院生(1名)交流計画テーマ:鉄合金における欠陥とヘリウムの相互作用の研究
核融合炉材料の開発と共に、金属中のヘリウムと欠陥との相互作用の研究がますます重要となってきている。高濃度のヘリウムが存在すると、金属の熱伝導性だけではなく、力学特性も低下する。本研究では、核融合炉の構造材料鉄合金を用いて、欠陥とヘリウムの相互作用を調べる。
10京都大学
東南アジア研究所
京都府A.科学技術交流活動コース平成27年2月2日~平成27年2月11日ベトナム社会主義共和国Southern Institute of Social Sciences(南部社会科学院)
Institute of Social Sciences Information(社会科学通信院)
Institute of Sociology(社会学院)
Institute of Social Sciences of the Central Region (ISSCR)(中部社会科学院)
ベトナム社会主義共和国:研究者(7名)その他(3名)テーマは「図書総合目録データベースやリポジトリ等学術情報基盤環境の構築・整備支援の日越交流事業」。出版・図書館情報学の研究者や技術者をベトナムから招聘する。参加者は、京大東南アジア研究所の地域研究における学術情報基盤構築スキームを研修し、連携する各研究機関にて視察および実習を行う。我が国の技術協力のもと、ベトナム人自ら当該国で立ち後れている学術情報基盤の構築・整備方法習得が目的である。
11京都大学
大学院総合生存学館
京都府B.共同研究活動コース平成27年3月5日~平成27年3月15日マレーシアマレーシア科学大学工学研究科 マレーシア:大学院生(3名)教員(3名)リモートセンシングを用いた水資源評価と、土砂災害対策技術の相互交流というテーマで、京都大学大学院総合生存学館山敷研究室で進めているリモートセンシングを用いた水資源の質的評価と、土石流を中心とした災害対策研究、特に急勾配水路やレーダー観測技術を用いた技術研修を行い、マレーシア国への研究支援と今後の共同研究発展に資する。
12熊本大学熊本県A.科学技術交流活動コース平成27年3月1日~平成27年3月10日フィリピン共和国
タイ王国
マレーシア
中華人民共和国
De La Salle University
Chulalongkorn University
Universiti Teknologi PETRONAS
Dalian University of Technology
フィリピン共和国:大学院生(2名)教員(1名)
タイ王国:大学院生(2名)教員(1名)
マレーシア:大学院生(2名)
中華人民共和国:大学院生(2名)
熊本大学とチュラーロンコーン大学(タイ)及びデ・ラ・サール大学(フィリピン)と平成26年度採択したJSTe-ASIA共同研究プログラムの課題(バイオマス資源化のためのナノカーボンを基盤とする触媒材料の開発)に関するディスカッションを中心に行い、熊本大学を始めとする熊本地域が取り組んでいるバイオマスの有効利用関連及び機能性材料開発の研究・技術交流を目的とする。2015年から始まる東南アジア諸国連合(ASEAN)のインテグレーションのため、それらの技術提供について及び教育交流なども、このプログラムで議論する。
13公益社団法人
日本マレーシア協会
東京都C.企画活動コース平成27年3月1日~平成27年3月9日マレーシアUniversiti Malaysia Sarawak(国立サラワク大学資源科学技術学部)マレーシア:大学生(9名)大学院生(1名)教員(1名)①交流計画のテーマ:サラワクの持続的経済・社会構築のあり方を考える。②テーマの趣旨:半島部のマレーシアより経済的にも大きな遅れが目立つサラワク州は今後急速な開発の可能性を多く秘めている。よって、今後急速な開発が予想され、その中核になるであろう国立マレーシア・サラワク大学の学生を招聘し、日本の発展を支えてきた科学技術の歴史、現状、課題および負の面も学び持続可能な経済社会構築について考えることをテーマとする。
14神戸大学兵庫県B.共同研究活動コース平成27年2月9日~平成27年2月18日インドネシア共和国Indonasian National Institute of Aeronautics and Space (LAPAN)
(インドネシア国立航空宇宙研究所)
インドネシア共和国:研究者(1名)研究テーマは、「インドネシア人工衛星近傍のプラズマ擾乱に関するシミュレーション解析」であり、今回の訪問では、我々が実施している衛星近傍プラズマ擾乱に関する数値シミュレーションの概要を習得し、本シミュレーション利用による、インドネシアで開発中の衛星不具合予測システムの性能向上について議論を行う。また、国内の宇宙環境解析機関を訪問し見聞を広めるとともに、4月以降の我々との共同研究に備える。
15島根大学島根県A.科学技術交流活動コース平成27年3月1日~平成27年3月8日大韓民国Chonbuk National University( 全北大学校) 大韓民国:大学生(5名)大学院生(5名)教員(1名)島根大学と大学間交流協定を締結している全北大学校(大韓民国)における理工系分野、特に、数理科学分野の優秀な学部学生・大学院生を招き、島根大学の学生・大学院生と合同のワークショップにおいてそれぞれが研究発表を行い、両大学の学生間の研究交流を図りながら、相互理解を深める。また、近隣地域におけるJSTの科学技術交流支援提供による科学館を訪問し、科学に対する理解を深め、両国におけるグローバル理工系人材の育成を目指す。
16首都大学東京東京都B.共同研究活動コース平成27年1月22日~平成27年1月31日中華人民共和国山東大学 中華人民共和国:大学院生(2名)研究者(1名)起業率向上のためのイノベーション創出産官学連携モデルの体系化と水平展開に関する共同研究持続的経済成長には起業率を高く維持することが重要であると考えられている。日本の起業率は4%台であり、米国、英国、中華人民共和国の1/2に満たない。そして、イノベーションの創出から起業化までのプロセスの支援は国、地域毎に個別に行われていることが多い。そこで、日中におけるイノベーション創出から起業化までの支援過程の調査とモデル化を行う。そして、効果的な起業化支援のための産官学連携モデルを体系化し、水平展開を目指す。端緒として、山東大学管理学院の若手研究者3名を首都大学東京に招へいし、当該課題に対する共同研究を行う。
17上智学院東京都B.共同研究活動コース平成27年2月5日~平成27年2月14日中華人民共和国中国科学院兰州文献情報センター 中華人民共和国:研究者(1名)アジアにおける水の越境問題への取組みに関する情報収集。今日のアジアでは、国境や地域を越えて協働して取り組むべき課題が山積しているにもかかわらず、越境問題の教育・研究が遅れている。原因の1つは、既存の縦割り学問体系だけでは対応しえない新たな学問的アプローチを必要とされていることによる。よって、本事業は、日本と中国における水の越境問題に関する研究情報を収集・分析する。
18上智学院東京都B.共同研究活動コース平成27年2月2日~平成27年2月16日中華人民共和国中国科学院寒区旱区环境与工程研究所中華人民共和国:研究者(2名)アジアにおける水の越境問題への取組み。今日のアジアでは、国境や地域を越えて協働して取り組むべき課題が山積しているにもかかわらず、越境問題の教育・研究が遅れている。原因の1つは、既存の縦割り学問体系だけでは対応しえない新たな学問的アプローチを必要とされていることによる。よって、本事業は、総合的な越境問題研究のスタートとして、中国の乾燥地域における水の越境問題に取り組む。
19地方独立行政法人
大阪府立病院機構
大阪府立母子保健総合医療センター
大阪府B.共同研究活動コース平成27年2月19日~平成27年2月28日フィリピン共和国フィリピン大学マニラ校フィリピン共和国:大学院生(8名)教員(1名)世界規模で増加する早産及びその合併症は時に致死的で年間100万人の子供が早産に関連して死亡しており(WHO)、人類はその存亡をかけて対策に取り組まなければならない。本プランでは、少子高齢化の進む日本と、人口増加の続くアセアン(フィリピン共和国)の早産起因微生物の探索を科学的に行い、早産の制御方法の開発を目指し、アジアにおける早産対策の研究拠点を形成する。
20筑波大学茨城県A.科学技術交流活動コース平成27年3月1日~平成27年3月9日中華人民共和国China Research Institute for Science Popularization, CRISP(中国科普研究所)中華人民共和国:ポスドク(5名)科学技術理解増進活動に始まる科学コミュニケーションに対する日本の取り組み調査、並びに日中両国における科学の受容、意識、関心度などの比較を中心に、科学コミュニケーション関連の共同研究について議論する。特に、科学文化の社会への浸透度の比較するにあたって、日本特有の文化(先方は人気漫画の科学リテラシーの共同研究を希望)が科学に関する国民の関心を醸成する上で果たしてきた役割等に着目して検討する。
21筑波大学茨城県B.共同研究活動コース平成27年2月18日~平成27年3月10日マレーシアマレーシア工科大学・マレーシア国際工科院(MJIIT)マレーシア:大学院生(9名)研究者(1名)マレーシア(馬国)における未利用木質バイオマス資源の利用技術開発。馬国は世界最大のパーム油生産国である。生産に伴い空果房などの木質バイオマスが大量に発生するが有効な利用法はまだ無い。本申請ではそれらを亜臨界水処理し、可用性栄養分で微細藻類を培養、不溶性画分を堆肥化して利用するための一連の共同研究を実施する。本事業では、わが国の先端技術の応用の場が得られると共に、馬国の教育と産業に貢献するものである。
22東京大学東京都B.共同研究活動コース平成27年2月15日~平成27年2月24日中華人民共和国Lanzhou Institute of Chemical Physics, Chinese Academy of Sciences中華人民共和国:教員(1名)テーマ:安定分子の触媒的活性化および官能基化。有機合成化学や触媒化学の分野で最先端の研究課題となっている安定分子の触媒的活性化および官能基化についての進捗発表や意見交換を行う。
23東京大学東京都B.共同研究活動コース平成27年1月28日~平成27年2月10日中華人民共和国Insititute of Soil Science, Chinese Academy of Science中華人民共和国:大学院生(2名)ポスドク(1名)研究者(2名)栄養素の吸収と利用は、植物の成長過程に大変重要なメカニズムであり、栄養素の吸収・輸送・同化についての研究は、植物の効率的な養分吸収機構を知るうえで役立つ。中国科学院南京所同研究所のWeimingShi教授と東京大学の藤原徹教授は、この分野の共同研究を通じて、長期にわたる親交がある。双方の研究チームが交流し研鑚しあうことは、今後の研究協力や人材育成のために、貴重かつ有益な機会となると考える。
24東京都市大学東京都A.科学技術交流活動コース平成27年1月18日~平成27年1月24日タイ王国モンクット王工科大学トンブリー(KMUTT)タイ王国:大学生(9名)教員(1名)テーマは『日本型研究室で学ぶ!』である。日本の工学教育におけるエンジニアリング・デザイン(ED)能力の育成は研究室で行う研究活動に依存するところが大きい。日本型研究室は教員、大学院生、大学生が高度に協調し合って研究を進めるユニークな体制である。特に大学生は課題の探求と解決といったED能力の育成が、日頃の先輩や指導教員との協調した研究活動を通じてなされている。招へい学生は短期間ではあるが希望する研究室で最先端研究の導入的なテーマに対するPBL(Project-BasedLearning:課題解決型学習)を通じてアットホーム的な『日本型研究室』でED能力向上を図ることと日本型研究室の良さを堪能してもらうことが交流計画の趣旨である。
25東北大学宮城県B.共同研究活動コース平成27年1月19日~平成27年2月8日中華人民共和国中国科学院蘭州化学物理研究所中華人民共和国:研究者(1名)(1)数nmから数百nmまで孔サイズが可変であるナノポーラス構造を有する、一繋がりの3次元構造金属の電気化学的作製方法を学ぶこと。(2)ナノポーラス金属電極の構造化と、適切な活性材と電解液によるマイクロスーパーキャパシタの作製についての実験経験を得ること。(3)高いパワー密度とエネルギー密度、そして高いサイクル特性を兼ね備えたマイクロスーパーキャパシタの作製についての設計について議論を交わすこと。
26東北薬科大学宮城県B.共同研究活動コース平成27年1月21日~平成27年2月8日中華人民共和国中国科学院蘭州分院西北高原研究所中華人民共和国:教員(1名)化合物と糖鎖による細胞機能の制御に関する研究を行う。糖鎖の生物学意義に関しては、我が国が世界をリードしている。今回の交流計画を通じて以下の2点が期待される。まずは、日本の糖鎖解析能力の高さが示されることである。次は、糖鎖研究に関心して将来日本で研究する気持ちを持たせることである。
27独立行政法人
国立環境研究所
茨城県B.共同研究活動コース平成27年2月23日~平成27年3月13日中華人民共和国中国科学院寒区旱区環境工学研究所
甘粛省農業科学研究院
中華人民共和国:研究者(2名)テーマ:「地球温暖化が土壌呼吸を中心とした陸域生態系炭素循環に及ぼす影響」
趣旨:温暖化に伴って、陸域生態系がCO2の吸収源として機能し続けるのか、放出源に転換するのかという点に関する知見は、依然憶測の域を出ていない。本交流計画では、日本各地の温暖化操作実験サイトと中国サイトから得られたデータの比較解析を行いながら、招へい者に対する観測技術のトレーニング・観測データの解析・成果のまとめ方(論文発表に向けて)に関するキャパシティ・ビルディングを行う。
28独立行政法人
産業技術総合研究所
北海道A.科学技術交流活動コース平成27年2月9日~平成27年2月18日中華人民共和国Chinese Academy of Sciences(中国科学院)中華人民共和国:研究者(1名)微生物と植物・昆虫との共生機構の解明に関わる研究交流。微生物と植物・昆虫との共生機構の解明に関する研究で我が国は先端的研究成果を挙げている。こうした研究ネットワーク形成を中国と行っていくことはアジアのネットワーク形成に発展させることができるとともに我が国・中国の基盤研究の発展さらには農業への応用展開が期待できる。
29独立行政法人
産業技術総合研究所
茨城県A.科学技術交流活動コース平成27年2月15日~平成27年2月22日タイ王国National Institute of Metrology, Thailand(タイ国家計量標準機関)
Thammasat University(タンマサート大学)
Rajamangala University of Technology Lanna Tak(ラチャモンコン大学 ラナタック校)
Technology Management Center, National Science and Technology Development Agency(タイ国立科学技術開発庁)
Rajamangala University of Technology Krungthep(ラチャモンコン大学 ルンテープ校)
Lampang Rajabhat University, Lampang(ラムパーン ラチャパット大学)
タイ王国:大学院生(2名)教員(3名)研究者(4名)その他(1名)日タイ連携によるデジタルエンジニアリングを利用したものづくりの高度化。タイは東南アジア圏でのものづくりの拠点として成長を続けており、日系企業も多数存在する。技術やインフラのレベルが異なる遠隔地で高品質なものづくりをするためには、デジタルエンジニアリングの活用が不可欠である。タイで機械工学や計測工学を学んだり、教えたりしている若者を招聘し、今後の日本とタイが連携したものづくりの高度化に貢献する。
30独立行政法人
理化学研究所
埼玉県B.共同研究活動コース平成27年1月13日~平成27年2月2日中華人民共和国Institute of Modern Physics, Chinese Academy of Science中華人民共和国:研究者(1名)原子分子光物理学共同実験の実施:我々はイオン蓄積リングを用いた分子イオンの蓄積、さらにこれらと高強度レーザーや中性原子との衝突実験を進めている。一方で最近進歩が目覚しい中国の原子物理グループでも同様の実験が検討され、すでに電子やイオンと原子分子標的の実験が始まっている。今回中国の若手研究者を招聘し共同実験を行うことによって、技術的交流のみならず、相互が将来目指す研究内容の議論を深めたい。
31独立行政法人
理化学研究所
埼玉県B.共同研究活動コース平成27年2月1日~平成27年2月21日中華人民共和国Institute of Modern Physics, Chinese Academy of Sciences 中華人民共和国:研究者(1名)テーマは、「Xilinx社Artix-7を用いたデジタルローレベル回路の(ための)シミュレーション」。大強度の重イオンビームを扱う加速器では、加速高周波の高安定化が非常に重要である。現在、当チームで導入を検討しているデジタルフィードバック回路のシミュレーションを行う。
32富山大学富山県A.科学技術交流活動コース平成27年2月24日~平成27年3月3日タイ王国コンケン大学タイ王国:大学生(6名)大学院生(3名)教員(1名)本交流計画は、本学が日本学術振興会の支援を得て実施した「拠点大学方式によるタイとの学術交流事業」において育成されたコンケン大学薬学部教員と連携し、「健康福祉への国際貢献を目指した天然薬物・伝統薬医薬の科学」をテーマに実施する。タイ側連携教員の教え子で次世代の天然薬物研究を担う学生・大学院生を短期招聘し、和漢薬をはじめとする我が国の伝統医薬を学び、その最先端研究の一端に直接触れる機会を提供する。
33名古屋工業大学岐阜県B.共同研究活動コース平成27年1月13日~平成27年2月2日中華人民共和国Qinghai Institute of Salt Lakes, Chinese Academy of Sciences中華人民共和国:研究者(1名)タイトル:マイクロスケール塩湖資源における異なる物理的・化学的環境での材料の構造と特性関係の調査。招へい者には先進セラミックス研究センターを訪問する際、材料工学における最新の実験技術を学んでもらいたい。また、この訪問は両国の材料工学や資源開発技術の発展にもつながると願いたい。最も重要なことは長期的な関係を持つことにより塩湖資源に関わる材料工学の発展を実現させることである。
34名古屋大学愛知県B.共同研究活動コース平成27年1月19日~平成27年1月30日タイ王国Chulalongkorn University(チュラロンコン大学)タイ王国:大学生(1名)大学院生(3名)ポスドク(1名)交流計画のテーマは『日本・タイ若手研究者によるバイオマスエネルギーの創成と有効利用に関する知の交流』である。タイでは天然高分子の再利用に関する研究等が盛んに行われ、名古屋大学にはプラズマ等を利用したエネルギー化及び資源化に関する研究について国際的な実績がある。新進気鋭な若手研究者とその知を融合させ、将来の天然高分子のエネルギー及び資源化技術の進展と次世代研究者コンソーシアムの形成構築につなげる交流を行う。
35名古屋大学
大学院生命農学研究科
愛知県B.共同研究活動コース平成27年1月20日~平成27年2月2日中華人民共和国山東大学中華人民共和国:大学院生(2名)教員(1名)テーマ:先進的実験技術および実験的概念の学習および交流。趣旨:本計画では、主に先進的な実験技術および実験理念の交流に焦点を当てている。将来の国際共同研究のために、セミナーなどを通じて協力の可能性を検討する。学術交流に関連する事項について日本の研究者と議論する予定である。
36広島大学広島県A.科学技術交流活動コース平成27年3月1日~平成27年3月7日ベトナム社会主義共和国University of Transport and Communication,UTC(ベトナム交通運輸大学)
University of Transport Technology,UTT(交通技術大学)
ベトナム社会主義共和国:大学生(2名)大学院生(4名)教員(4名)インフラ整備が急速に進むベトナムにおいて産官学の各分野で将来を担うべき優秀な大学生を選抜して招へいし、世界でもトップレベルにある日本の土木分野の研究・教育、大学施設および民間技術・研究所、インフラ施設を紹介する。また、ベトナム出身の留学生や社会人との交流を行う。これにより、将来のインフラ整備に日本の科学技術力を活用できるベトナム人を育成するきっかけとし、安全・安心な社会の構築の礎とする。
37福岡大学福岡県B.共同研究活動コース平成27年1月26日~平成27年2月15日中華人民共和国Qinghai Salt Lake Research Institute(ISL) CAS中華人民共和国:教員(1名)「X線・中性子線を用いた溶液構造の研究」。溶液のミクロ構造を決定するために、X線・中性子線を用いた実験手法・データ解析方法を習得する。また、実験で得られた構造因子を用いて二体ポテンシャルを修正するEmpiricalPotentialStructureRefinement(EPSR)モデリングにより溶液の3次元構造を導く手法を習得する。
38北陸先端科学技術大学院大学石川県B.共同研究活動コース平成27年1月15日~平成27年1月29日中華人民共和国中国科学院蘭州文献情報センター中華人民共和国:研究者(1名)テーマは技術創新における新体系の構築及び知識管理理論の研究。具体的には、技術創新体系、知識構造や要素、創新の駆動力とシステムマネジメントの方法に関する科学交流と共同研究を行う。比較することによって、日中技術創新マネジメントの実践と理論の理解を深め、互いの知識科学研究と応用研究の交流を促進する。
39北陸先端科学技術大学院大学石川県B.共同研究活動コース平成27年2月22日~平成27年3月14日ベトナム社会主義共和国Vietnam National University, Ho Chi Minh City, University of Scienceベトナム社会主義共和国:大学生(2名)大学院生(2名)教員(1名)研究者(1名)マルチメディア・ビッグデータ分野で近年注目されている監視カメラ映像等の映像解析や医療画像における病巣等の特定領域抽出、視線計測によるユーザ行動解析の分野に絞り、最新の研究動向を踏まえた詳細課題の決定、認識処理アルゴリズムの設計と実装、性能評価実験の3項目をプログラムの構成とする。学生の希望に応じてパーソナルコンピューターを用いた画像処理プログラミング環境に加え、参加学生の希望も考慮してクラスタ計算機環境を提供し、先進的な画像処理環境も体験できるようにする。本プログラムを通して共同研究のスタートアップとすると共に、2大学間連携を促進する契機とする。
40宮崎大学宮崎県B.共同研究活動コース平成27年1月25日~平成27年2月7日タイ王国Chulalongkorn University(チュラロンコン大学)
National Institue of Animal Health(国立動物衛生研究所)
タイ王国:教員(4名)研究者(6名)動物の越境性伝染病をグローバル社会の中で制御するには高度な知識と技術を持つ感染症専門家による国際防疫体制の構築が必要である。本学は過去の口蹄疫や鳥インフルエンザ発生の経験から、産業動物防疫リサーチセンター(CADIC)を設置し、防疫関連科学技術を高度化してアジア地域の教育研究拠点を形成した。本計画は本学の高度技術を通して防疫の在り方を理解させることにより、国際防疫を担う次世代の人材を発掘し将来育成することを目的とする。