JST(理事長 中村 道治)は、戦略的創造研究推進事業 先端的低炭素化技術開発(ALCA)技術領域の平成26年度提案募集における新規採択研究開発代表者および研究開発課題を決定しました。
ALCAは平成22年度より開始し、温室効果ガスの削減を中長期にわたって継続的かつ着実に進めていくために、ブレークスルーの実現や既存の概念を大転換するような『ゲームチェンジング・テクノロジー』の創出を目指し、新たな科学的・技術的知見に基づいて温室効果ガス削減に大きな可能性を持つ技術を創出するための研究開発(研究開発期間:当初5年(最長10年)、研究開発費:3千万円/年程度、総額1億5千万円未満)を実施します。支援によって得られる研究開発成果は、将来のグリーン・イノベーションにつながるものと期待されます。なお、今年度の提案募集では、低炭素社会の実現に向けて各技術領域においてボトルネックとなる課題を明示し、これらの課題解決のための提案を募りました。
平成26年度の7技術領域の提案募集では、産官学各界の研究者から178件の応募がありました(別紙1)。募集締め切り後、先端的低炭素化技術開発事業 推進委員会(委員長:橋本 和仁 事業統括)において書類選考と面接選考を実施し、8件を採択しました(別紙2、別紙3)。
なお、事業の詳細や技術領域の概要、選考の方法などは下記ホームページを参照してください。
ホームページURL:https://www.jst.go.jp/alca/