JST(理事長 中村 道治)は、科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することを目的として、全国の中学生が都道府県を代表して科学の思考力・技能を競う「第2回科学の甲子園ジュニア全国大会」を、平成26年12月5日(金)から12月7日(日)まで、BumB東京スポーツ文化館で開催します。
本大会では、各都道府県教育委員会が実施する代表選抜で選出された47の代表チームが理科・数学などの複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組み、チームごとに総合点を競います。本大会は、全国中学校理科教育研究会との共催で、文部科学省、都道府県教育委員会などの協力を得て開催します。
変化の激しい知識基盤社会を迎え、中学校教育においても科学的リテラシーの育成と科学技術系人材の育成が求められている中、学力・学習状況調査を通じた中学段階での生徒の「理科離れ」や、科学好きの生徒が切磋琢磨し評価される場の不足も指摘されています。こうした中、全国の中学生が科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場として「科学の甲子園ジュニア全国大会」は実施されます。
JSTでは、発達段階に応じ才能を伸ばせるよう体系的な人材育成に取り組んでいます。「科学の甲子園ジュニア全国大会」や今年度で4回目を迎える高校版「科学の甲子園全国大会」を始めとする事業の実施を通じて、科学好きの裾野を広げ、生徒が才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供していきます。
大会の概要や出場チームの選考などの詳細は、別紙、または下記ホームページを参照してください。
日程 | 平成26年12月5日(金)~12月7日(日) |
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場所 | BumB東京スポーツ文化館(東京都江東区夢の島2-1-3) |
ホームページURL | http://rikai.jst.go.jp/koushien-Jr/ |