東北大学 災害科学国際研究所による東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝(しんろくでん)」では、東日本大震災の被災地において、震災や被災地の生活の記録をはじめ、住民の方々の現在の暮らしや日頃の考え、未来への想いなど、地域の様々な「残したい、伝えたい」情報を収集する活動を2012年2月から実施しています。
東北大学 災害科学国際研究所は、本プロジェクトの賛同・協力機関である独立行政法人 科学技術振興機構および株式会社サーベイリサーチセンターと連携し、宮城県内の沿岸被災15市町において現地調査員によるフィールドワークを実施しました。地元住民16名以上の「情報収集活動員(みちのく・いまをつたえ隊)」を組織し、現地でのヒアリング活動や写真撮影等を通じて様々な現地情報を収集しました。
今回、みちのく・いまをつたえ隊が2012年2月から3月にかけて撮影した被災地のデジタル写真のうち、13,760枚に位置情報を追加し、電子地図上(Google Earth)で公開しました。次のサイトからご覧になれます。
みちのく・いまをつたえ隊 フォトマップ:http://michinoku.irides.tohoku.ac.jp/tsutaetai/MichinokuInfo.html
みちのく・いまをつたえ隊は、現在も宮城県沿岸部で活動しており、写真撮影のほか、情報収集活動を継続しています。今後は、本サイトに写真が順次追加される予定です。なお、隊員担当地域別の写真は、こちらからもご覧になれます(みちのく・いまをつたえ隊 フォトライブラリー:http://shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/tsutaetai/area)。