この覚書では、日英政府間で合意した研究交流分野における協力推進の方針に基づき、JSTとEPSRC双方が合意の上で研究交流課題を採択すること、ジョイントでのセミナーやシンポジウムの開催、研究者交流を行うこと、双方が対等な立場で協力を実施することなどが取り決められています。
今後、JSTとEPSRC両機関が協議し、研究交流課題の公募内容・時期などについて決定することになります。
英国にはあらゆる科学分野の研究を助成する「研究会議(Research Council)」が7つありますが、工学・物理科学研究会議は、その中で最大規模を誇る英国の工学・物理科学分野における主要な研究助成機関です。JSTは平成16年度より「戦略的国際科学技術協力推進事業」の一環として、英国のバイオテクノロジー・生物科学研究会議(BBSRC)と、バイオナノテクノロジー、構造ゲノミクス、プロテオミクスの分野で研究交流を推進していますが、EPSRCとの研究交流が加わることにより、日英の科学技術研究交流が一層強化されるとともに、両国のイノベーションが促進されることを期待しています。
※1 EPSRC:Engineering and Physical Sciences Research Council
工学・物理科学分野における研究助成を主たる業務としている。
ホームページURL : http://www.epsrc.ac.uk/default.htm
政府間合意などに基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した協力対象国・地域、分野において、国際科学技術協力を戦略的に推進する事業。日本の科学技術のさらなる発展に貢献するため、日本と他国の研究者の活発な研究交流を支援している。本事業では、既にアジアやアフリカ、ヨーロッパ、そしてアメリカにおける9カ国との間で研究交流課題を実施している。
<お問い合わせ先>
独立行政法人 科学技術振興機構 国際部
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
担当:愛宕 隆治(アタゴ タカハル)、金子 恵美(カネコ エミ)
Tel:03-5214-7375 Fax:03-5214-7379 E-mail:
英国工学物理研究会議(EPSRC)
Senior Sector Manager - Dr. Simon Crook
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Senior Manager, International - Dr. Edward Clarke
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英国大使館
First Secretary, Science and Innovation - Mr Paul Johnson
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Project Officer, Science and Innovation - Ms Tomoko Watanabe
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