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<補足説明>

※1 クラスリン
エンドサイトーシスにおける被覆小胞の表面を覆う骨格タンパク質。クラスリン(分子量18万)の3分子が小型のポリペプチドと会合し、トリスケリオンと呼ばれる三脚タンパク質複合体を形成する。トリスケリオンの網状体が被覆小胞を覆う。

※2 Å(オングストローム)
一般的には長さの単位を示す。1 オングストロームは 1 × 10-10 メートル(= 0.1 ナノメートル)。X線結晶構造解析においては、高次構造の解像度を示す単位として用いられる。数字が小さいほどより高解像度の立体構造であることを示す。

※3 位相差低温電子顕微鏡
本来透明な無染色凍結試料を高コントラストで観察できる位相差電子顕微鏡。(岡崎統合バイオサイエンスセンターで2000~2005年に開発)

※4 TIRFM (total internal reflection fluorescence microscope)
全反射蛍光顕微鏡(TIRFM)を用いてカバーガラス表面で形成されるエバネッセント光を利用することにより、カバーガラス上の細胞の細胞膜直下の蛍光タンパク質の挙動を観察することができる。