図4 臨界期開始時に変化する細胞体領域の受容体の数

左図:ケージドGABA存在下で、錐体細胞の軸策起始領域、および、細胞体にレーザー照射。その際の電気応答を記録し、実験終了後の解析により、照射した各領域におけるGABAA受容体を推定した。
右図(A):
細胞体における臨界期中の受容体の数は、臨界期開始前よりも減少していた。
臨界期に異常が認められる暗闇飼育したマウスでは、臨界期中のマウスよりさらに受容体の数が減少していた。
右図(B):一方、軸策起始領域における受容体の数は、いずれのマウスの間でも顕著な差が認められなかった。
以上から、細胞体領域におけるGABAA受容体の数と臨界期開始との間には密接な関係があることがわかる。
右図(A):


右図(B):一方、軸策起始領域における受容体の数は、いずれのマウスの間でも顕著な差が認められなかった。
以上から、細胞体領域におけるGABAA受容体の数と臨界期開始との間には密接な関係があることがわかる。