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<参考図>

図4(a)
図4(b)

図4. 1918年のスペイン風邪ウイルス感染サルでの遺伝子発現

何れもヒト由来インフルエンザウイルス(K173)と比較して、1918年のスペイン風邪ウイルス(1918)感染サルでは、(a)一部のタイプI型のインターフェロン(ピンクの点線で囲まれた部分)の発現増加が見られませんでした。反対に炎症性細胞の一つである好中球などを刺激するケモカイン(青の点線で囲まれた部分)は高度に発現していました。 (b)インフルエンザウイルス感染に対する抗ウイルス反応に重要な遺伝子群(黄色の点線で囲まれた部分)は、発現増加が見られませんでした。(遺伝子発現量:減少=緑、変化なし=黒、増加=赤)