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共同発表
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<参考図>
図4 ジスルフィド結合の反応スキーム(上)とDsbB-UQ反応中心(下)
ユビキノン(UQ)はDsbBのCys41とCys44の近傍に位置し、Arg48(DsbBの重要なアミノ酸残基の一つ)の助けを借りてCys44との間に電荷移動錯体や付加生成物を形成します。その結果、Cys41-Cys44ジスルフィド結合が創り出されます。このジスルフィド結合が源となり、新たに合成されペリプラズム空間に輸送された多くの蛋白質に、DsbAを介して、ジスルフィド結合が導入されていきます。