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<参考図>

図3. H5N1インフルエンザウイルスのレセプター特異性の解析

図3. H5N1インフルエンザウイルスのレセプター特異性の解析

シアリル糖重合体とは、インフルエンザウイルスの結合するレセプター分子を人工的に合成したものです。各グラフは、縦軸の吸光度の値が高いほど、ウイルスがレセプター分子によく結合することを意味します。(a)ヒトインフルエンザウイルス(H1N1)および(b)ベトナムでカモに感染した鳥インフルエンザウイルス(H5N1)のウイルスは、それぞれヒト型および鳥型のレセプターのみを主に認識していますが、(c)~(e)のヒトに感染した鳥インフルエンザウイルス(H5N1) の3株は、鳥型のみならず顕著にヒト型レセプターをも認識しています。