JSTトッププレス一覧共同発表 > 図1

図1.出芽酵母の顕微鏡写真と画像解析


図1.出芽酵母の顕微鏡写真と画像解析A
図1.出芽酵母の顕微鏡写真と画像解析B

A: 左側より、野生型株、cla4遺伝子破壊株、rsr1遺伝子破壊株の顕微鏡写真を並べてあります。これらの細胞をFITC-ConA, DAPI, rhodamine-phalloidinという蛍光色素で同時に染色することで、それぞれ細胞外形(上)、核(中)、細胞骨格(下)を表す顕微鏡画像を得ることが出来ます。
B: Aで示した写真から細胞外形や核の形、細胞骨格の配向などをコンピュータープログラムが抽出し、元の画像に重ね合わせています。出力されたデータの一部、細胞の細長さや楕円との一致度を数値化した結果を画像の下に示しています。野生型株に比べて、cla4遺伝子破壊株では細胞が細長く、rsr1遺伝子破壊株では楕円形とは異なる形を示していることがわかります。