図 実験に用いた刺激および結果
(A):モンドリアン図形(幾何学的な抽象図形)に埋め込んだ赤と黒の正方形。(B):実験に用いた20種類のマンセル色。各々の色は黒色と対にして呈示した。赤(5R)の正方形があるときには赤の正方形、無いときには黒の正方形に触れると、報酬(グレープジュース)を得ることができる。(C)-(F):太陽光に近似した波長成分で照明したときの結果。若干の反応般化がみられる。(G)-(J):長波長成分を増やして照明したときの結果。色を見せずに育てたサルは、赤(5R)ではなく黄(5Y)を選択した。なお、実験は20種類の色紙に対してそれぞれ10回ずつ行った。反応の回数は円の直径で示しており、たとえば、赤(5R)を10回中10回とも触れると、大きな円が(5R)の位置に描かれる。一度も触れることがなかった色の位置は空欄になっている。
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