平成13年 10月30日 埼玉県川口市本町4-1-8 科学技術振興事業団 電話 048-226-5606 |
青少年の科学技術・理科離れに対応するため、難解と考えられがちな最先端の科学技術をわかりやすく紹介する、科学技術に関する情報発信拠点として設立された科学技術振興事業団(JST 理事長 沖村憲樹)の日本科学未来館(館長 毛利衛)では、11月に下記のようにイベントを予定しております。
※イベントの内容は変更することがあります。
1. | 宇宙へ夢を抱いたモノ作り「世界初のプラネタリウムの話」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界初のプラネタリウムの歴史を通じて、技術の変遷を説明します。なぜ、プラネタリウムと呼ぶのか、星はどうして映るのかについての話や、世界初の地球型プラネタリウムと宇宙型プラネタリウム、また地球型と宇宙型の違いについて、プラネタリウム開発に携わっておられるミノルタプラネタリウム(株)の高橋氏にお話ししていただきます。
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2. | しし座流星群ハイビジョン映像流星計測観測会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
NASA航空機から撮影したしし座流星群のハイビジョン映像を大スクリーンに投影して流星数をカウントすることにより、科学的なデータの取得に参加することができます。流星やしし座流星群についての科学的な解説を矢野創先生(宇宙科学研究所)にお話ししていただきます。
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3. | 「展示の前で研究者に会おう!」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
展示制作に携わったアドバイザーの先生方が、直接自分の展示を、自分の言葉で表現し、来館者の方々とともに語り合います。第一線の研究者の声を生で聴く機会を作ると同時に、未来館の展示をより楽しく解説します。 今回の「マイクロマシンの世界」では、日本科学未来館に展示されているマイクロマシンを手にとってその小ささを実感して頂くとともに、実社会でのマイクロマシンの活用やマイクロマシン研究の最前線などについて、マイクロマシン研究の第一人者である藤田先生にお話しして頂きます。
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4. | しし座流星群観測ネットワーク連絡会プレスセンター | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(※詳細につきましては後日お知らせいたします) 高校生から研究者までの集い「日本しし座流星群観測ネットワーク連絡会」の取材対応・情報発信を支援するために館内にプレスセンターを設けます。 連絡会は国内のプロの研究者、アマチュア天文家、学生などあらゆるレベルの流星観測ネットワークが一致協力して情報発信する団体で、初めての試みです。 プレスセンターでは流星観測ネットワークから入ってくるデータを収集し、マスコミの取材に応じる予定です。
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5. | しし座流星群インターネット放送 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ライブ!レオニズ実行委員会に協力して、オーストラリアや国内複数地点からのビデオ映像と、しし座流星群観測ネットワーク連絡会プレスセンターに入ってくる情報をもとに、流星群情報番組を製作・放送します。
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6. | 戦略的基礎研究推進事業 研究領域「脳を知る」シンポジウム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
科学技術振興事業団の戦略的基礎研究推進事業における研究領域「脳を知る」の研究代表者が、これまでの研究成果についての報告を行います。今回の領域シンポジウムは、この11月に平成8年度選出研究代表者6名のプロジェクトが終了することから、これらの方々に5年間の研究成果のエッセンスを紹介していただきます。また招待講演者としては、現在または過去の「脳を知る」プロジェクトの共同研究者を中心に、関連他領域研究代表者も招待し、講演頂きます。
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7. | 「ものづくり」体験教室 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
青少年の技術に対する興味・関心を高め、その重要性を認識させることを目的として、夏休みに「ものづくり体験教室」が開催されました。 その参加者の中から選抜された小中学生72名が、それぞれの作成した工作キットを競う全国大会を開催します。
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8. | 第1回宇宙材料フォーラム講演会 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ナノテクノロジー・材料は、第二期科学技術基本計画において、研究開発の重点分野として位置づけられ、大規模な研究投資が行われようとしています。そこで、我が国のナノテクノロジー・材料研究の今後の開発動向及び最近の宇宙輸送機材料の進歩等についての報告を行います。
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9. | 原子物理学の新しい流れ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
多価冷イオンの研究は今、物理学の新しい大きな分野になろうとしています。多価イオンの原子構造は原子物理学の中でも未知の領域であり、この分光研究は新しい相対論的量子物理学の展開をもたらすものと期待されています。また、このシンポジウムでは量子物理学の権威である有馬先生、山崎、山下両教授のお話しもあります。
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10. | インターネット電子顕微鏡 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サイエンスライブラリに置かれたパソコンと、約65km離れた茨城県つくば市の物質・材料研究機構に置かれた走査型電子顕微鏡・透過型電子顕微鏡をインターネットで接続し、遠くにある顕微鏡を「その場」で操作してミクロ・ナノの世界を観察・撮影・分析するなど、最先端の実験装置を体験できます。
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11. | 実験工房 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
実験工房では、実験を体験することで最先端科学技術への理解を深めることができます。研究者やボランティアも参加して創った実験プログラムには、超伝導、レーザー、ロボットなどのコースがあります。
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12. | ボランティア展示イベント「遺伝子組み換え食品について考える」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国際ボランティア年の今年、日本科学未来館の学生ボランティアが中心になって、展 示イベントを行います。遺伝子組み換え技術の歴史、未来とその具体例、現在の対応な どについて、パネルや現物の展示、簡単な実験などを行います。
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なお、11月21日から予定しておりました「ロボット・ミーム」展は12月1日~に変更になりましたので、ご了承下さい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<11月の休館日 火曜日(6日、13日、20日、27日)> |
本件に関してのお問い合わせ先: 日本科学未来館 〒135-0064 東京都江東区青海2-41 TEL:03-3570-9151(代) FAX:03-3570-9150 URL http://www.miraikan.jst.go.jp/ TEL:03-3570-9153(広報グループ 担当:井上、見上) |
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