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「研究評価に関する国際シンポジウム―研究評価改革に関する国際動向―」を開催

戦略研究推進部

2023年(令和5年)11月8日(水)に、「研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)」や「研究評価の改革に関する合意」を推進するための有志連合(CoARA)の関係者を交えて、研究評価に関する国際シンポジウムを日本科学未来館において開催しました。

本シンポジウムは、文部科学省、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)、JSTの共催により開催し、文部科学省大臣官房審議官 清浦 隆氏、DORA 運営委員長ステファン・カリー氏、サイエンスヨーロッパ事務総長のリディア・ボレル-ダミアン氏(CoARA運営委員会メンバー)より基調講演を行いました。その後、政策研究大学院大学教授 林 隆之氏がファシリテーターを務め、ステファン・カリー氏、リディア・ボレル-ダミアン氏含め、国内外の有識者によるパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、研究評価改革に関する国際的な議論や日本における研究開発評価に関する課題を踏まえ、これまでのジャーナル・インパクト・ファクター(JIF)等の定量指標のみを用いた評価は適切ではなく、研究の質などを重視した定性的な評価の重要性や具体的な評価手法としてNarrative CVが有効であることなどの議論を行いました。

シンポジウムには、国内の大学、国研・独法の関係者を中心に約170名と多くの方に参加していただき、研究評価改革に関する国際的な動向を紹介する機会となりました。

詳細は、以下よりご覧ください。
・研究評価に関する国際シンポジウム―研究評価改革に関する国際動向―PDF(1.07MB)