その他のお知らせ

令和2年6月10日

科学技術振興機構(JST)
Tel:03-5214-7054(START)

大学発新産業創出プログラム(START)における
事業プロモーターユニットの採択決定について(2020年度公募)

事業プロモーターユニット代表実施機関の概要(2020年度採択)

JST(理事長 濵口 道成)は、大学発新産業創出プログラム(START)「事業プロモーター支援型」における、事業プロモーターユニット代表実施機関(2020年度採択)を次の通り決定しました。

代表実施機関 代表事業プロモーター
株式会社日本医療機器開発機構 代表取締役 内田 毅彦
Beyond Next Ventures 株式会社 代表取締役社長 伊藤 毅
株式会社デフタ・キャピタル 取締役 丹治 幹雄

2020年度に活動を開始する「事業プロモーター支援型」の募集は、令和元年12月24日(火)から令和2年2月12日(水)まで行い、審査を実施しました。応募があった5件について、大学発新産業創出プログラム推進委員会による審査を実施し、その結果をもとに、3件の事業プロモーターユニット代表実施機関を決定しました。

大学発新産業創出プログラム(START)の事業概要

1.STARTの概要・目的

大学発新産業創出プログラム(START)では、事業化ノウハウを持った人材(「事業プロモーター」)ユニットを活用し、大学等※1)発ベンチャーの起業前段階から、研究開発・事業育成のための公的資金と民間の事業化ノウハウ等を組み合わせることにより、ポテンシャルの高い技術シーズに関して、事業戦略・知財戦略を構築しつつ、市場や出口を見据えて事業化を目指します。

これにより、大学等の研究成果の社会還元を実現し、持続的な仕組みとしての日本型イノベーションモデルの構築を目指します。

※1)STARTの支援対象とする「大学等」とは国公私立大学、国公私立高等専門学校、大学共同利用機関法人、独立行政法人(国立研究開発法人を含む)などです。

2.STARTの構成

STARTは「事業プロモーター支援型」と「プロジェクト支援型」の2つの事業タイプによって構成されています。各事業タイプの概要は以下のとおりです。

ア) 事業プロモーター支援型
大学等の技術シーズの事業化について、研究開発・事業育成を一体的に推進するため、事業化ノウハウを持った人材を事業プロモーターとして選定し、事業プロモーターが行う技術シーズの発掘やハンズオン支援※2)などの活動を支援します。
イ) プロジェクト支援型
大学等にて、事業プロモーターのプロジェクトマネジメントのもと、市場や出口を見据えて事業化を目指した研究開発プロジェクトを支援します。

※2)ハンズオン支援:事業を実施する上で必要なあらゆる課題について、各種アドバイス、コンサルティングを行うとともに、起業家・技術者のリクルーティング、関係先への働きかけなど、きめ細かなサポートを積極的に実施し、付加価値を高めることを目指した支援を意味します。

お問い合わせ先

科学技術振興機構 産学連携展開部 START事業グループ
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
Tel:03-5214-7054 Fax:03-3238-5373
E-mail:startjst.go.jp