研究課題名
食の未来を拓く革新的先端技術の創出
プロジェクト実施期間
FSフェーズ:2019年度~2020年度
本格フェーズ:2021年度~2024年度
幹事機関、領域統括(所属)
筑波大学 江面 浩 (つくば機能植物イノベーション研究センター センター長/教授)
参画機関(大学等、企業等)
かずさDNA研究所、京都大学、京都橘大学、国際基督教大学、千葉大学、東京大学、奈良女子大学、新潟大学、新潟県農業総合研究所作物研究センター、農研機構、明治大学、㈱朝日工業社、㈱インプランタイノベーションズ、OATアグリオ㈱、亀田製菓㈱、㈱木田屋商店、CYBERDYNE㈱、サナテックシード㈱、JFEエンジニアリング㈱、㈱ツムラ、㈱天地人、㈱トーヨーエネルギーファーム、日清食品ホールディングス㈱
めざす未来
「食と先端技術共創コンソーシアム」は、革新的な品種開発、持続的な農業生産や健康や生活の質を向上させる高機能性食品素材や有用物質生産の基盤技術を開発するとともに、これらの技術と技術による成果物の社会実装を進め、食料の安定生産及び農業の成長産業化に貢献します。
研究のポイント
①世界最大規模の遺伝子資源および高度なゲノム育種、ゲノム編集技術等を活用し、品質・機能性成分、生産性等に優れる高付加価値品種開発を加速します。
②小型AI/ロボット、温室内気象予測データなどの情報等を活用した省力型施設園芸、高度な環境制御が可能な植物工場において、効率的・安定的かつ持続可能なシステム(生産技術や資材)を開発します。
③健康増進とQOLの向上に寄与する「美味しく食べて健康に」を実現するため、新規機能性食品素材と機能性に優れた有用物質を安定的に大量生産する技術を開発します。
ここがすごい
●ゲノム編集作物国内第一号!GABA高蓄積トマト
●20,000系統を超えるトマト変異体の豊富な遺伝資源
●長寿社会を支える独創的な高機能性素材
●高度環境制御技術による周年安定生産
●世界トップクラス一過的タンパク質大量発現システム
企業への一言
「食と先端技術共創コンソーシアム」は新たな食料生産技術の提案、健康を支援する高機能性食品素材や新技術を活かした生産システムの構築など、食と農に関する様々な課題解決に資する革新的基盤技術を共同開発しています。当コンソーシアムでは、研究内容の更なる発展・拡充や事業化の促進に向け新たなメンバーを募集しています。
「食と先端技術共創コンソーシアム」は、①先端技術による品種開発、②先端技術による生産性向上システム開発、③先端技術により作出された作物の社会実装加速化④新規機能性食品素材の開発⑤植物における有用物質生産技術を開発し、新たな食の価値観の創生・拡大を進め、食に関する産業のイノベーションを推進します。