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OPERA (京都大学)
共創コンソーシアム名:超スマートエネルギー社会基盤技術共創コンソーシアム(SSEI)
次世代パワーエレクトロニクスにおける、デバイスからモジュール、システム応用までの一気通貫型研究開発
分野工学、情報学
領域概要

研究課題名

超スマート社会実現のカギを握る革新的半導体技術を基盤としたエネルギーイノベーションの創出

プロジェクト実施期間

2018年度~2022年度(オープンイノベーション機構連携型)

幹事機関、領域統括(所属)

京都大学 木本 恒暢(工学研究科 教授)

参画機関(大学等、企業等)

京都大学、大阪大学、奈良先端科学技術大学院大学、信州大学、京都市産業技術研究所、上村工業(株)、神戸電機産業(株)、山洋電気(株)、スミダ電機(株)、住友電気工業(株)、日本ケミコン(株)、日本電産(株)、(株)日立製作所、(株)フジミインコーポレーテッド、ローム(株)

めざす未来

本コンソーシアムでは、 京都大学発祥といえる革新的半導体技術を中心として、材料・デバイス・回路・システム応用、さらに社会実装までをカバーする非競争的研究課題に取り組んでいます。またコンソーシアムの活動を通じて、イノベーション創発のカギを握る学理研究と普遍性のある高度技術の融合を推進するとともに、「Society5.0」へと向かう大変革時代を技術力と創造力で生き抜く次世代研究者を育成し、更には「Society5.0」およびその先に到来する極限的な省エネ・低環境負荷・安全かつ高機能社会(「超スマート社会」)の実現を目指します。

研究のポイント

社会実装を目指す新たな価値として競争領域へと発展させるための目標とそれに対応するキーテクノロジーを設定し、研究領域内での各研究課題とそれらを共有する事により研究推進を加速させております。

ここがすごい

京都大学が世界的な強みを発揮する次世代パワー半導体技術を活かし、材料・デバイスから実装・モジュール、回路・システム応用までの一気通貫型研究開発を行い、実用化の鍵を握る学理研究と普遍性のある高度技術開発を融合させ、当該分野の先端を走る研究者と技術開発をリードする民間企業の組織的な連携を行っております。

企業への一言

パワー半導体やその周辺技術の研究開発をお考えの企業の皆さまには、超スマート社会実現に向けて、本コンソーシアムへのご参画をお待ちしております。

研究室

真理を求めて研究は続きます

SiCを酸化すると界面に炭素欠陥が生成することを見出し、この欠陥生成を抑制するためにSiCの酸化を排除する独自の酸化膜形成方法を提案ししました。
この結果、従来のベストプロセスに比べて2倍のMOSFET特性(チャネル移動度)を達成しました(図のH2-CVD-NO)。これは当該分野20年ぶりのブレークスルーと位置付けられています。

お問い合わせ先
京都大学 産官学連携本部 OPERA運営事務局
メールアドレス:opera@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
住所:〒606-8501 京都市左京区吉田本町36-1 国際イノベーション棟5F
電話:075-753-5692  FAX:075-753-5538  
URL:http://www.opera.saci.kyoto-u.ac.jp/


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