原子力システム研究開発事業

平成17〜19年度採択課題事後評価の結果
資料2

事後評価の方法

1.事後評価の流れ

(1)事後評価自己調査票の作成

 事後評価対象課題の研究代表者が各研究開発課題の研究開発実施結果及び成果について、事後評価自己調査票を作成し、担当原子力研究開発領域主管(PO)の確認を経た後、事後評価委員会に提出します。

(2)評価委員会によるレビュー

 評価委員は、事後評価ヒアリングに先立ち、絶対評価により一次評価を行います。

(3)評価委員会による事後評価ヒアリング

 評価委員会は各研究開発課題の研究代表者に対してヒアリングを実施します。(研究代表者によるプレゼンテーション及び質疑応答を実施します。)ヒアリング終了後、評価委員は一次評価の見直しを行います。

(4)評価結果の取りまとめ

 評価委員会は、事後評価ヒアリング結果を踏まえて、適宜担当POの意見を参考に、評価結果、評価理由及び付与するコメントについて取りまとめます。

2.事後評価の観点

(1)革新技術創出型研究開発

①基本的考え方
 事後評価委員会は、「原子力システム研究開発事業」平成17〜19年度基盤研究開発分野募集要項に記載されている審査基準と、その後の情勢を踏まえ、以下の項目に対して、評価を行いました。

1)研究開発の進捗について
2)研究開発の成果※)について
3)ブレイクスルーについて
4)総合評価
※)成果の活用先、応用範囲等の発展性も含む

②総合評価
 評価は、5段階評価としました。

S)極めて優れた成果を挙げ、今後の展開が大いに期待できる。
A)優れた成果を挙げ、今後の展開が期待できる。
B)成果の一部は得られてないが、他は相応の成果を挙げている。
C)成果の多くが得られておらず、一部についてのみ相応の成果を挙げている。
D)成果がほとんど挙げられていない。

(2)特別推進分野研究開発

①基本的考え方
 事後評価委員会は、「原子力システム研究開発事業」平成平成18年度特別推進分野募集要項に記載されている審査基準と、その後の情勢を踏まえ、以下の項目に対して、評価を行いました。

1)研究開発の成果について
2)技術の卓越性について
3)研究開発により得られた成果の発展性について※)
4)総合評価
※)成果の活用先、応用範囲等も含む

②総合評価
 評価は、5段階評価としました。

S)優れた成果を挙げ、実用化に向けた研究開発の進展に貢献した。
A)相応の成果を挙げ、実用化に向けた研究開発に反映した。
B)相応の成果を挙げているが、一部の成果は得られておらず、その合理的な理由が説明されていない。
C)一部についてのみ相応の成果を挙げている。
D)成果の多くが得られていない。

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