2001年11月10日(土) 「ホモロジー検索」 | |
講師: | 藤 博幸 |
内容: | まず、午前中にPSI-BLASTを中心に、データベース検索についての講議を行う。また、配列の比較解析の手法として、アラインメントや系統樹作成について説明し、それからどのような情報が得られるかを説明する。午後の実習では、実際にPSI-BLASTを用いて、こちらが例題として与える配列についての、機能や構造予測を行う。 |
参加資格: | WEB ブラウザーが不自由なく使えること。UNIXが使え、Perlなどの言語を使用し、不自由なくテキストファイル処理ができること。 |
2001年11月16日(金) 「モチーフ検索」 | |
講師: | 小池 麻子 |
内容: | 蛋白質の機能的に重要な部分は進化の過程で保存されている場合が多い。この保存領域をドメインと呼び、ドメイン中に見られる配列パターンをモチーフと呼ぶ。ホモロジー検索で統計的に有意な配列が見つからなかった場合でも、このドメインやモチーフにより蛋白質の機能が推定することができることがある。代表的なモチーフデータベースのPROSITE, BLOCKS, PRINTS等とドメインデータベースのPfam,SMART等についてのアルゴリズムと使い方を解説する。 |
参加資格: | WEB ブラウザーが不自由なく使えること。UNIXが使え、Perlなどの言語を使用し、不自由なくテキストファイル処理ができること。 |
2001年11月21日(水) 「ホモロジー以外の機能予測」(局在予測、膜タンパク質解析、立体構造予測) | |
講師: | 諏訪 牧子 |
内容: | アミノ酸配列から、機能を予測する場合、配列検索により既知の配列を見つけ、それとの類似性を利用するのが一般的だが、他の配列と相同性を持たない場合、タンパク質の細胞内局在情報や、立体構造情報等を非経験的に予測する必要が生じる。これには、タンパク質の物理化学的な性質の考慮やそのモデル化が重要になる。講義ではタンパク質の局在予測、特に膜タンパク質解析、立体構造予測の話題を紹介する。実習では、紹介したプログラムを用いて、機能予測を行ってみる。 |
参加資格: | WEB ブラウザーが不自由なく使えること。 |