「ゲノムリテラシー講座」 オーソログ同定とパスウエイ解析

2002年11月20日(水) オーソログ同定
講師: 内山 郁夫
内容: オーソログ同定は、ゲノムの機能アノテーションの基礎となるほか、ゲノム間の比較解析や進化的考察を行う際の基盤としても重要である。ここでは、主として原核生物ゲノムを対象として、オーソログの定義、同定方法について現状の問題点も含めて説明し、ゲノムアノテーションや比較解析への応用についてふれる。
参加資格: WEBブラウザーが不自由なく使えること。UNIXが使え、簡単なテキスト処理ができること。

2002年11月20日(水) パスウェイ解析
講師: 五斗 進
内容: ゲノム決定後にアノテーションされた、遺伝子機能を使ってパスウェイの再構築を行う方法を説明する。パスウェイを発現情報などと重ね合わせる方法やパスウェイをグラフとみなしてその全体像の特徴を抽出する方法を説明し、そこから得られる情報について解説する。
参加資格: WEBブラウザーが不自由なく使えること。UNIXが使え、簡単なテキスト処理ができること。

2002年11月20日(水) 「オーソログ同定」と「パスウェイ解析」
講師: 内山郁夫、五斗進
内容: 微生物ゲノム比較データベースMBGDを用いて、機械的に作成されたオーソログ表から個々のオーソロググループを検討する過程を中心に行う。また、具体的なゲノム解析を想定して、パスウェイ解析と連携した課題も行う。公開されている発現情報に基づいてクラスタリングされた遺伝子群など幾つかの関連する遺伝子の情報を用いて、それらがパスウェイとどのように結びついているかを調べる。
参加資格: WEBブラウザーが不自由なく使えること。UNIXが使え、簡単なテキスト処理ができること。