2007年10月18日(木) PDBからの超分子構造のモデリング:非対称単位から4次構造モデルを作るときに知っていると便利なこと | |
講師: | 白井 剛 |
内容: | PDB(Protein Data Bank)の立体構造から超分子構造モデリングを行うための最初のステップは、非対称単位(ASU)の組みあわせから生理学的な4次構造を選択することです(PDBにはASUの原子座標しか含まれていません)。このための情報は、ファイルにも記述されていますし、最近では専門のデータベースも存在します。しかし、これらの記述には間違いも多く見受けられ、結晶学の知識を持たないと戸惑うことがあります。この講義では、PDBからの超分子構造のモデリングを行う際に最小限必要になる結晶学の知識を身につけて頂くことを目的にします。 |
参加資格: | ありません。ただし、X線結晶解析の知識を持っている方には退屈かもしれません。 |